やたでら|高野山真言宗
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楽しみ方矢田寺のお参りの記録一覧(3ページ目)

紫陽花目当てでやってきたせいで、本堂ガン無視状態でした(苦笑)
一応お参りはさせて頂きましたが(罰当たりな)境内の紫陽花につい夢中になって・・・(苦笑)
ほんと綺麗です。
様々な種類の紫陽花があって名前と花を丁寧に表示されていたので楽しめました。
写真は数少ない境内の写真とお地蔵様をチョイス。
紫陽花の写真は山ほどありましたが省きます。
参道に紫陽花を販売してたので迷わず購入。大きくなりすぎて植木鉢では限界を感じ、近くの公園に貰ってもらいました(苦笑)
本堂と鐘楼
本堂
味噌なめ地蔵

#金剛山寺 #矢田寺
ご本尊は地蔵菩薩。
#地蔵菩薩
梵語でクシティガルバ。クシティは大地で、ガルバは母の胎内のこと。言葉じりだけならあたかも大地母神だが、実際そうらしい。ちなみに胎蔵界はガルバコーシャダートゥ。
ここ金剛山寺のHPに、仏教が生まれるよりもずっと昔に信仰されたインドの大地の神様が起源、とある。同じ奈良県の福智院(奈良市)のパンフにも、大地の神格化で釈迦以前のインド神話の中に源を求められると。ブリタニカにもバラモン教の神とある。
そのような仏様はふつう天部というグループに振り分けられるが、例外は驚くほど多い。似た話を、大日如来、アミダ如来、勢至菩薩、白衣観音、仏母尊と明王のほぼ全員についても聞いたことがある。
道ばたの至る所に、お地蔵さまの石仏やほこらが立っている。これは彼が道祖神と結びついて、旅人の安全や、共同体に悪いものが侵入しないよう守ってくれると考えられたかららしい。
その背景は六道能化(ろくどうのうげ)の思想と言われる。お釈迦さまの嘱託を受けて、六道のどこへでも駆け付け、迷える衆生を救い導くというやつだ。
だが案外、古代の大地の神という性格の名残りが、断片的にでも間接的にでも残っていて、それが少しは作用したのかな、などと想像したりもする。

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