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とうだいじ しゅんじょうどう|華厳宗大本山東大寺境内御堂

東大寺 俊乗堂の御由緒・歴史
奈良県 近鉄奈良駅

ご本尊俊乗坊重源上人
創建時代不詳(1180~1206年・浄土堂)、1704年(元禄17年・俊乗堂)
開山・開基重源上人(浄土堂)、公慶上人(俊乗堂)
ご由緒

入母屋造のこのお堂のあるところは、もと重源上人によって建てられた浄土堂のあったところで、永禄10年(1567)の兵火で類焼したが、元禄年間に公慶上人が重源上人の偉大な功績をたたえ、菩提を弔うためにここにお堂を建て、そこに重源上人像(国宝)を移し本尊とした。肖像彫刻の白眉といわれるこのお像は、仏師快慶作ともされているが、確かなことは不明である。なお堂内には快慶作の阿弥陀如来像(重要文化財)、平安末期の愛染明王像(重要文化財)が安置されている。
堂内は毎年、俊乗上人のご命日「俊乗忌」である7月5日と、開山良弁僧正のご命日「良弁忌」である12月16日に公開される。

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