ひむろじんじゃ
御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方氷室神社のお参りの記録(1回目)


製氷関係の会社の名前が連なっています。というかこんなにあるんですねそういう会社って…

まさかここにもいらっしゃるとは…
ちなみに明治に独立するまでは春日大社の所管社として扱われていました。


普通の手水鉢の横に井戸があります。

暑い…青空が憎い…

中央の闘鶏稲置大山主命さまは右側の大鷦鷯命(仁徳天皇)さまに氷を献じたと伝わります。
またこの闘鶏稲置大山主命さまは大和国北東部にあった闘鶏国の国造(今でいう知事とか領主)で、かつての闘鶏国だった天理市福住に都祁の氷室と氷室神社、そして復元氷室があります。
氷の神様を奉斎した伝承は春日野ですが、御祭神としてこの闘鶏稲置大山主命さまを祀る由来はこの都祁の氷室神社からきていると思われます。

👁チェックポイント‼️
氷室神社の中央には舞殿がありますが、この氷室神社に雅楽の伝承組織のひとつである「南都楽所」が置かれ、神主もその楽人たちが務めていたそうです。南都楽所は興福寺を中心に活動して伝承を続け、明治に東京に集結して現在の宮内庁学部となりました。現在も奈良の方では興福寺、東大寺、春日大社の各祭典には雅楽の管弦と舞楽が必ず奉納されるほど不可欠な存在となっています。
ちなみにこの雅楽の伝承組織は「三方楽所」と呼ばれて、京都の宮廷方、奈良の南都方、大阪の天王寺方がありました。
この3つの組織でも伝承内容に少し違いがあり、例えば舞楽で龍の面をつけて舞う「陵王」の番舞が、一人舞か二人舞かで「落蹲」「納曽利」に名称が変わるのですが、南都楽所とそれ以外とではその名称が反対になります。
(一般的には二人舞「納曽利」一人舞「落蹲」だが奈良市内の舞楽では反対で認知されている)

冷たい!でかい!!

この辺りでは珍しく流造です。当社の創建が鎌倉時代まで下るそうなので、その時代には流造が基本だったのかもしれませんね。
すてき
みんなのコメント(3件)
くるくるきよせん神祇伯さん こんばんは。
ほんとに久しぶりに私の知っている神社の投稿でした。
私からするとメジャーな神社です。
奈良公園に行くと やはり春日大社とこちらの氷室神社ですね。
氷が奉納されているのは面白かったのですが 夏は本当に暑い所なので ついつい氷を触ってしまったりします。
確か冷蔵庫がうんぬんという紹介がどこかにありませんでしたか。
冷蔵庫の神だったか 功徳についてだったか・・・
「冷蔵庫」という文字が時代の変化だなぁと思った記憶があります。
奈良がかき氷発祥の地とも言われています。
時の天皇が氷を食したことから その氷室があったのが由来だそうですね。
その時代の春日野なら氷が作れる寒さだったのかも知れませんが 今は温暖化もあって無理でしょうね。
どこだったか 奈良の山奥で 自然氷を作っている方がいらっしゃって その氷でかき氷を提供しているとか。
うろ覚えですみません。
神祇伯さんだったらご存じかと。
こんばんは、くるくるきよせんさん!!
一般的に見ても製氷技術を神格化した神社ですから、現代風に言えば「冷蔵庫の神」といっても過言ではないでしょうね。ちょっと冷蔵庫云々は見かけなかったですが…
残念ながら山奥で製氷してらっしゃる方については存じ上げませんね…ネットで調べても割と製氷してる会社は町中にありました。
あとは関係あるかは分かりませんが天理市福住にも氷室神社(都祁氷室)があり、復元氷室があるそうですが、これのことですかね?なかなかに興味深いです。
神祇伯さん こんばんは。
たかが私のうろ覚えな件ですのに わざわざ調べてくださってありがとうございます。
投稿者のプロフィール

神祇伯1693投稿
どうも、全国の古い神社に出没するお稲荷さんの下僕です。ブログで参拝した神社の感想上げてます(9/7更新) 御朱印も集めてますが写真は載せない主義なので、戴けたところは順次報告&更新します。もっと読む
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。










