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正暦寺ではいただけません
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正暦寺のお参りの記録(1回目)
奈良県帯解駅

投稿日:2021年05月05日(水)
参拝:2021年5月吉日
南山城、奈良市寺巡りの6寺目は、奈良市に在る菩提山 正暦寺です。今回の寺巡りの最後となります。菩提山真言宗の総本山で、本尊は薬師如来(重文・秘仏)です。
2年前の秋に紅葉狩りに訪れましたので、今回で2度目の参拝になります。
本尊は春季と秋季と冬至の日に開帳され、秋季は本堂での開帳、他は瑠璃殿(収蔵庫)での開帳となります。
伝えによれば、992年に一条天皇の発願により創建、かなりの堂宇が建ち並ぶ一大宗教都市だったが、南都焼き打ちや戦国時代の戦火、廃仏毀釈により、福寿院(客殿)のみが現在まで続いている。(本堂、鐘楼は大正時代に再建)
また、日本清酒発祥の地となっています。
福寿院の入口で拝観手続きを済ませ、先ず目に入るのは狩野永納作の襖絵、その次に孔雀明王像(県指定文化財、鎌倉時代)と両脇の愛染明王像。孔雀明王像はなかなかお目にかかりません。像までやや距離があるので細部までは観れません。双眼鏡等があるといいと思います。(持参するのを忘れてしまった。)
左に目を移すと綺麗な庭があります。紅葉の時はとても綺麗でした。
戻って奥へ進む廊下を行くと瑠璃殿(収蔵庫)です。正面真ん中の厨子が開帳され、秘仏・薬師如来倚像がいらっしゃいます。白鳳時代作の金銅仏で、倚像とは台座に腰掛けている像であり珍しい。
その他、平安時代作から江戸時代作の多数の仏像が安置されていますが、正面までは距離があるし、重なって陳列してあるし、左右の仏像も斜めから観る事になり、正直観辛いです。(やはり双眼鏡等が必要)また、元々何処に祀られていたかは記録が焼失しており、わからないとの事でした。
本堂へ行こうと少し道を上がりましたが、紅葉シーズン以外は参拝出来ない様でした。
尚、駐車場は約80台停めれます。紅葉シーズン以外は無料です。
正暦寺の御朱印
御朱印
正暦寺の景色
正暦寺の山門
正暦寺の建物その他
正暦寺の仏像
薬師如来倚像(重文・秘仏)
ネットから転載
正暦寺の建物その他
正暦寺の仏像
正暦寺(奈良県)
正暦寺の建物その他

すてき

御朱印

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