やくしじ
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薬師寺ではいただけません
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薬師寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年04月29日(木)
参拝:2021年4月吉日
薬師寺は、奈良県奈良市にある法相宗の大本山の寺院。本尊は薬師三尊像(国宝)。南都七大寺の一つ。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の構成資産の1つとして登録されている。また旧境内は<国の史跡>に指定されているほか、建物だと東塔、東院堂が国宝、仏像だと本尊の薬師三尊像、東院堂本尊の観音菩薩立像などが国宝に指定されている。南門、休岡八幡神社、休岡若宮社などが国指定の重要文化財。
創建は飛鳥時代の天武天皇9年(680年)に天武天皇の勅願により藤原京(現・奈良県橿原市城殿)に造営を始めたが、天武天皇は完成を見ず686年に没し、持統天皇、文武天皇が伽藍整備を引き継いだ。710年の平城遷都後、718年ごろに現在地(奈良市西ノ京)に移転した。
平安中期の973年の火災で金堂、東塔、西塔を残し多くの建物を焼失、戦国時代の1528年には興福寺衆徒による兵火で東塔、東院堂を残し全山焼失、結果、奈良時代の建物は東塔のみが現存。
1600年に金堂、1852年に大講堂が再建されたものの往時の大伽藍とは程遠かったが、1967年に管主・高田好胤が白鳳伽藍復興事業を開始し、1976年以降、金堂、西塔、中門、東西廻廊、大講堂、食堂(じきどう)と次々に再建した。
当寺は、近鉄橿原線・西ノ京駅の東側100mほどの場所にある。東西に走る公道を挟んで境内が南(白鳳伽藍)と北(玄奘三蔵院伽藍)に分かれているが、メインは南側。広大な境内にある伽藍はほとんどが南向きに建っているので、拝観受付は白鳳伽藍の北側と南側にあるが、南側から拝観する方が順当。拝観券は2種類あって、通常拝観券とプラス特別公開の拝観券がある。
参拝時は週末の昼ごろで、参拝者はそれなりにいたが、境内が広いので人が集まる状態にはならなかった。
創建は飛鳥時代の天武天皇9年(680年)に天武天皇の勅願により藤原京(現・奈良県橿原市城殿)に造営を始めたが、天武天皇は完成を見ず686年に没し、持統天皇、文武天皇が伽藍整備を引き継いだ。710年の平城遷都後、718年ごろに現在地(奈良市西ノ京)に移転した。
平安中期の973年の火災で金堂、東塔、西塔を残し多くの建物を焼失、戦国時代の1528年には興福寺衆徒による兵火で東塔、東院堂を残し全山焼失、結果、奈良時代の建物は東塔のみが現存。
1600年に金堂、1852年に大講堂が再建されたものの往時の大伽藍とは程遠かったが、1967年に管主・高田好胤が白鳳伽藍復興事業を開始し、1976年以降、金堂、西塔、中門、東西廻廊、大講堂、食堂(じきどう)と次々に再建した。
当寺は、近鉄橿原線・西ノ京駅の東側100mほどの場所にある。東西に走る公道を挟んで境内が南(白鳳伽藍)と北(玄奘三蔵院伽藍)に分かれているが、メインは南側。広大な境内にある伽藍はほとんどが南向きに建っているので、拝観受付は白鳳伽藍の北側と南側にあるが、南側から拝観する方が順当。拝観券は2種類あって、通常拝観券とプラス特別公開の拝観券がある。
参拝時は週末の昼ごろで、参拝者はそれなりにいたが、境内が広いので人が集まる状態にはならなかった。
白鳳伽藍の北側にある寺号標と<與樂門>。北方にある唐招提寺や西方にある西ノ京駅から歩いてくるとこちらに着く。
寺号標の裏にある<世界遺産認定記念碑>。
門をくぐって左手にある<拝観受付>。ここから境内を通過して南端の<南門>に向かう。
<南門>の軒下から見た<中門>。1984年再建。右上が<東塔>、左上が<西塔>。
<中門>右側の阿形仁王像。パステルグリーン×ゴールドでカラフル。
<中門>左側の吽形仁王像。パステルブルー×ゴールドでカラフル。
<中門>手前左側にある<水屋>。写真外左側に拝観受付がある。
<水屋>の後ろに神社が3つある。左端は<平木大明神社>、中央は<弁財天社>。
右端にある<休岡若宮社>。綺麗に塗り直してあるが、鎌倉時代末期の建立、一間社春日造。なにげに国指定の重要文化財。
中門をくぐって右手にある、国宝<東塔>。薬師寺唯一の奈良時代の建造物で730年建立。相隣含む総高は34.1mで、日本で4番目に高い仏塔(東寺五重塔、興福寺五重塔、醍醐寺五重塔に次ぐ)。見た目は六重塔に見えるが、三重塔で各層裳階付の構造。幾度と修理が行われ、最近では昭和、平成に実施。
中門をくぐって左手にある<西塔>。1528年に戦火で焼失、1981年に再建。
中門をくぐって正面にある<金堂>。1976年再建。内陣のみ鉄筋コンクリート、その他は耐久性のあるヒノキ材を使用。1600年再建の旧金堂は1975年に興福寺に移築、仮講堂となっている。
<金堂>内中央に安置されている、国宝<薬師如来像>。奈良時代の仏教彫刻の最高傑作の一つとされる。ちなみに、薬師如来が座る宣字形台座も国宝。建物外から見えたが、堂内は撮影禁止。
<薬師如来>の右側に立つ、国宝<日光菩薩像>。
<薬師如来>の左側に立つ、国宝<月光菩薩像>。
<西塔>と<金堂>の間にある<佐々木信綱歌碑>。東塔を題材とした句を詠んでいる。
その隣にある<会津八一歌碑>。こちらも東塔を題材とした句を詠んでいる。
<金堂>と<東塔>、その背後に<東回廊>。
「国宝 東塔 初層特別開扉」の拝観のために、東回廊の裏(写真左側)に向かう。
東塔から見て回廊裏にある、国宝<東院堂>。鎌倉時代の1285年再建。奈良時代に元明天皇の冥福を祈るため、娘の吉備内親王が建立した東禅院が前身。江戸時代の1733年に南向きから西向きに変更された。日本最古の禅堂。堂内厨子の本尊<聖観音立像>は国宝。
順路の矢印に従って進むと、中門まで戻らされて回廊の裏と表を歩き、東回廊中央に到着。初層開扉といっても入ることはできず、天井を見せるための写し鏡が扉内に設置されていた。
ここから金堂の北側に向かう。まず伽藍最大の建物<大講堂>。幅41m、奥行20m、高さ17m。2003年の再建。本尊は奈良時代の<弥勒三尊>で国指定の重要文化財。基壇には四天王と阿僧伽(あさんが)・伐蘇畔度(ばすばんどう)を祀る。後堂にはインド鹿野苑から唐・長安を経て遣唐使により伝えられたという、国宝<仏足石>を祀る。
大講堂の北側、その東側にある<鐘楼>。
大講堂の北側にある<食堂(じきどう)>。当日は<阿弥陀三尊浄土図公開>を開催。
食堂の西側にある<西僧坊>。当日は<水煙特別公開>を開催。東塔の相隣(てっぺんの部分)の展示。
東塔相隣の解説図(館内は撮影可と知って喜ぶ)。
こちらが<水煙>。高さが1.8m、重さが1枚当たり100㎏とのこと。塔の災い除けの意味があり、薬師寺東塔では水煙だが、他の塔では火焔文様が多いとのこと。
水煙に透かし彫りされた、笛を吹く飛天。
水煙には、飛雲の中に笛を奏で、花を播き、衣を翻して舞う24人の飛天が透かし彫りされている。
相隣の根元、<檫管(さつかん)>の部分にある銘文。東塔の創建経緯が129文字で記されている。奈良時代に刻んだものだと思うと、感動の一言。一見の価値、十二分にあり。
<食堂>の北側にある<不動堂>。
南側の白鳳伽藍を出て、公道を挟んで北側にある玄奘三蔵院伽藍に向かう。南側の公道に面した<大門>。
広場を通過して、遠方に見えるのが伽藍全体。
玄奘三蔵院伽藍の南側入口<礼門>。
伽藍の中央にある<玄奘塔>。
すてき
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惣一郎1269投稿
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