一本柳神社

長野県 下諏訪駅

下諏訪町のリンゴ畑に囲まれた一本柳神社。この神社は、赤砂地区の人々にとって古くから親しまれてきた場所です。
境内には、様々な神々や石碑が祀られています。

* 大陸天: 長寿と疫病除けのご利益があるといわれる仏様です。明治初期のコレラ流行時に建立されたと伝えられています。
* 諏訪明神、豊受比売大神など: 地域の産土神として、人々の暮らしを見守っています。御柱祭りで使われた御柱が境内にございます。
* 道祖神、蚕玉社: 古くからの信仰の象徴として、静かに佇んでいます。

●歴史ある一本柳

かつては、享保年間に作られた「友の町絵図」にも描かれていたという柳の古木が、神社のそばにありました。この柳は、地域の人々に愛され、親しまれてきたシンボル的な存在でした。

●北斗信仰との繋がり

茅野市や下諏訪町には、北斗神を祀る神社や石碑が存在します。一本柳神社にも、北斗神社に関わる石碑があることから、これらの間には深い繋がりがあったのかもしれません。