すわたいしゃしもしゃはるみや
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楽しみ方諏訪大社下社春宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年09月29日(月) 16時06分44秒
参拝:2025年9月吉日
帰省で暇ができた為急遽決まった4社巡り、調べてみると、アニメ「逃げ上手の若君」の聖地として再び人気が出ているらしい。見たかったアニメでもあったため、昨日1話から一気見。10話まで見て4社巡りに挑んだ。朝は雨が降っていたが、9時頃着くとすっかり晴れて日も出てだいぶ暑くなった。平日の月曜でも地元のウォーキングの方、バスツアーか何かでいらしている年配の方々など、参拝者が想像より沢山いて驚いた。諏訪大社は地元から車で行ける距離にあるが、こんなにじっくり参拝したのは初めてで、4社それぞれに見所があって大満足だった。
最初に参拝した春宮は、御神木を御神体として、水神、農業神、温泉の神、国造りの神で建御名方神(たけみなかたのかみ)の妻である、八坂刀売神(やさかとめのかみ)を主祭神として祀っている。四角い敷地の中心に神楽殿があり、その奥に国重要文化財の「幣拝殿」(へいはいでん)という造りの本殿が設けられていた。幣拝殿とは、神職が祭祀で用いる道具や神に捧げられる供物を指す「御幣」を奉ずる「幣殿」と「拝殿」が一体となったものだそうで、二重楼門造りという建築様式で全体に見事な彫刻が施されていた。彫刻は龍のようなものが施されており、細やかで華やかだった。幣拝殿の雰囲気は、神社というより寺院っぽかったという印象。諏訪大社は出雲大社と並んで日本最古の神社ではないかと言われている為、神道的な信仰以前からあったのではないかとされている。それもあってか諏訪大社には、仏様がいたり、寺院が近くにあったりと仏教的な要素を感じた部分があった。幣拝殿に寺院的な要素を感じたのもそのためかもしれない。幣拝殿に参拝すると、正面に丸い鏡が置かれていた。だいたいの神社では御神体は見えなくなっているため新鮮だった。春宮には他にも、上社の御祭神である建御名方神(たけみなかたのかみ)が祀られている上諏訪社、建御名方彦神別命(たけみなかたひこかみわけのみこと)などが祀られた若宮社(→神社の本宮に対して主祭神の御子神を祀る摂社・末社、あるいは主神の分霊を勧請した神社の総称)大国主神の妻であり、お諏訪様の御母神。お産の守り神として親しまれる高志沼河姫命(こしのぬなかわひめのみこと)が祀られている子安社や、下社で1月14日夜から15日の早朝にかけて筒粥神事(つつがゆしんじ)が行われる筒粥殿などがあった。加えて4社それぞれに、御柱が立っているのも諏訪大社の特徴だろう。幣拝殿に手を合わせた後、御朱印をもらい、本殿周辺を歩いてみると、自然のなかに拝殿がぽつぽつとあるような散歩道が整備されていた。そこには穏やかな川が流れており、鳥居をくぐった先にある赤い橋や白い花が咲いたツツジの周りに飛んでいた黄色い蝶々がすごく可愛かった。橋の先には、日本神話において罪や穢れを祓い清める役割を持つ神々の総称である祓戸大神(はらえどのおおかみ)をお祀りする「月島社」という拝殿があった。川のすぐ近くにあるが、この月島社はどんな大水にも決して流されないそうで、諏訪の七不思議の一つに数えられているという。さらにその先にあったのが、「万治の石仏」だ。伝説によると諏訪大社下社(春宮)に石の大鳥居を造る時この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので、石工達は恐れをなし仕事をやめた(三豆の跡は現在でも残っている)その夜石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ果たしてそこに良材を見つける事ができ鳥居は完成したというのである。石工達は、この石に阿弥陀如来をまつって記念とした。この地籍はこの石仏にちなんで古くから下諏訪町字石仏となっているそう。お参りの仕方も書かれていて、一礼の後に手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じ、願いを唱えながら石仏の周りを時計回りに3周、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えて一礼。「よろずおさまりますように」がしっくりきすぎて乱用。本当によろずおさまることに限る。すごく良い語彙をゲット。万治の石仏は写真を撮らせてもらうと、正面というわけではなかった気がするのに写真と目が合っててびっくり。早速待ち受けに。戻る道では川辺まで降りることができたため水に触れてきた。すごく綺麗な水で冷たくて気持ちよかった。次に訪れたのが、水神社。昨夜YouTubeで見た諏訪大社の大元の神が祀られているらしく、強力なパワースポットらしい。人の手を介して整備してあるという感じはそこまでなく、高台にポツンとある感じだった。
本宮や前宮に比べて比較的回りやすいと思っていた春宮だったが、広い土地に見所がたくさん
あって見応えがある神社だった。ちゃんと見れてよかった💯
最初に参拝した春宮は、御神木を御神体として、水神、農業神、温泉の神、国造りの神で建御名方神(たけみなかたのかみ)の妻である、八坂刀売神(やさかとめのかみ)を主祭神として祀っている。四角い敷地の中心に神楽殿があり、その奥に国重要文化財の「幣拝殿」(へいはいでん)という造りの本殿が設けられていた。幣拝殿とは、神職が祭祀で用いる道具や神に捧げられる供物を指す「御幣」を奉ずる「幣殿」と「拝殿」が一体となったものだそうで、二重楼門造りという建築様式で全体に見事な彫刻が施されていた。彫刻は龍のようなものが施されており、細やかで華やかだった。幣拝殿の雰囲気は、神社というより寺院っぽかったという印象。諏訪大社は出雲大社と並んで日本最古の神社ではないかと言われている為、神道的な信仰以前からあったのではないかとされている。それもあってか諏訪大社には、仏様がいたり、寺院が近くにあったりと仏教的な要素を感じた部分があった。幣拝殿に寺院的な要素を感じたのもそのためかもしれない。幣拝殿に参拝すると、正面に丸い鏡が置かれていた。だいたいの神社では御神体は見えなくなっているため新鮮だった。春宮には他にも、上社の御祭神である建御名方神(たけみなかたのかみ)が祀られている上諏訪社、建御名方彦神別命(たけみなかたひこかみわけのみこと)などが祀られた若宮社(→神社の本宮に対して主祭神の御子神を祀る摂社・末社、あるいは主神の分霊を勧請した神社の総称)大国主神の妻であり、お諏訪様の御母神。お産の守り神として親しまれる高志沼河姫命(こしのぬなかわひめのみこと)が祀られている子安社や、下社で1月14日夜から15日の早朝にかけて筒粥神事(つつがゆしんじ)が行われる筒粥殿などがあった。加えて4社それぞれに、御柱が立っているのも諏訪大社の特徴だろう。幣拝殿に手を合わせた後、御朱印をもらい、本殿周辺を歩いてみると、自然のなかに拝殿がぽつぽつとあるような散歩道が整備されていた。そこには穏やかな川が流れており、鳥居をくぐった先にある赤い橋や白い花が咲いたツツジの周りに飛んでいた黄色い蝶々がすごく可愛かった。橋の先には、日本神話において罪や穢れを祓い清める役割を持つ神々の総称である祓戸大神(はらえどのおおかみ)をお祀りする「月島社」という拝殿があった。川のすぐ近くにあるが、この月島社はどんな大水にも決して流されないそうで、諏訪の七不思議の一つに数えられているという。さらにその先にあったのが、「万治の石仏」だ。伝説によると諏訪大社下社(春宮)に石の大鳥居を造る時この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので、石工達は恐れをなし仕事をやめた(三豆の跡は現在でも残っている)その夜石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ果たしてそこに良材を見つける事ができ鳥居は完成したというのである。石工達は、この石に阿弥陀如来をまつって記念とした。この地籍はこの石仏にちなんで古くから下諏訪町字石仏となっているそう。お参りの仕方も書かれていて、一礼の後に手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じ、願いを唱えながら石仏の周りを時計回りに3周、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えて一礼。「よろずおさまりますように」がしっくりきすぎて乱用。本当によろずおさまることに限る。すごく良い語彙をゲット。万治の石仏は写真を撮らせてもらうと、正面というわけではなかった気がするのに写真と目が合っててびっくり。早速待ち受けに。戻る道では川辺まで降りることができたため水に触れてきた。すごく綺麗な水で冷たくて気持ちよかった。次に訪れたのが、水神社。昨夜YouTubeで見た諏訪大社の大元の神が祀られているらしく、強力なパワースポットらしい。人の手を介して整備してあるという感じはそこまでなく、高台にポツンとある感じだった。
本宮や前宮に比べて比較的回りやすいと思っていた春宮だったが、広い土地に見所がたくさん
あって見応えがある神社だった。ちゃんと見れてよかった💯
すてき
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荒御魂8投稿
"すてき"をくださる皆様ありがとうございます*・゜゚・*:.。.. 神社の持つ神聖な雰囲気の虜になり、御朱印集めをしている大学生です。作法や知識などまだまだですが、マイペースに続けていけたらと思...もっと読む
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