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てながじんじゃ

手長神社のお参りの記録(1回目)
長野県上諏訪駅

投稿日:2025年03月23日(日)
参拝:2025年3月吉日
手長神社(てながじんじゃ)は長野県諏訪市にある神社で、諏訪大社上社の末社にあたる。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されている。

● 祭神
主祭神は手摩乳命(てなづちのみこと)。別名「手長彦神」とも呼ばれ、諏訪大社の祭神・建御名方神に随従する神とされる。『古事記』では八俣大蛇の段に登場し、奇稲田姫の母神としても知られる。なお、同じ諏訪市には夫神である足摩乳命を祀る足長神社がある。

● 創建と歴史
創建時期は不明だが、神社周辺には旧石器時代・古墳時代の遺跡があり、古くから人々が生活していたことが確認されている。鎌倉時代には桑原郷の分割に伴い、手長神社と足長神社がそれぞれの鎮守となった。江戸時代には高島城の鬼門を守る神として諏訪藩の総鎮守とされ、天明年間に名工・立川和四郎富棟によって社殿が造営された。

● 社殿と境内
本殿は神明造。拝殿は1788年に立川和四郎富棟が建築したもので、市の有形文化財に指定されている。境内には神楽殿、回廊、三の鳥居があり、拝殿横には多数の摂末社が鎮座している。

● 主要な摂末社
・彌榮神社(やさかじんじゃ):旧本殿であり市指定文化財。
・龍王大明神:蛇神ともされる龍神を祀る。
・御頭御社宮司社:諏訪地方に伝わるミシャグジ信仰の社。
・聖徳神社:聖徳太子を祀る神社で、工匠の神として信仰される。

● 祭事と文化財
9月14日の夕祭、15日の例祭、16日の二の祭を含む「八朔祭」が有名で、前日には各町から子供神輿が境内に集まる。境内の拝殿と旧本殿は市の有形文化財に指定されている。

● 御神徳と信仰
手摩乳命は夫婦円満、家内安全、子育て、縁結び、生業繁栄の神として信仰されている。また、神社の位置が高島城の鬼門にあたることから、方位除けや厄除けの守護神としても崇敬を集める。

● 境内の名木
・延命杉:長寿の象徴とされ、三度深く息をすると長生きできると伝わる。
・むすひの大欅:樹齢約400年の欅で、縁結びの神が宿るとされる。

手長神社は、歴史と信仰が深く根付いた神社であり、諏訪の文化と自然を感じられる貴重な場所である。
手長神社(長野県)
宮水神社のモデルのひとつらしいです(君の名は)
手長神社(長野県)
手長神社(長野県)
手長神社(長野県)
手長神社(長野県)
手長神社(長野県)
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手長神社(長野県)
糸守湖もとい、諏訪湖(映画の話です)
手長神社(長野県)
御柱
手長神社(長野県)
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手長神社(長野県)
手長神社(長野県)
手長神社(長野県)

すてき

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