きたむきかんのん
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北向観音のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年07月31日(日)
参拝:2022年6月吉日
【信濃國 古刹巡り】
北向観音(きたむき・かんのん)は、長野県上田市別所温泉にある天台宗の寺院。山号は北向山。本尊は千手観音菩薩。近隣にある天台宗別格本山の常楽寺が本坊。
寺伝によると、平安時代初期の825年に円仁(慈覚大師)により、常楽寺とともに開創された。969年に平維茂により大伽藍として改修が行われたが、木曾義仲の兵火により焼失、のち源頼朝により再興されている。鎌倉時代には北条国時(塩田陸奥守)によって再建されている。江戸時代に入り、長楽寺が廃絶したため、常楽寺の直轄となった。
当寺は、上田電鉄別所線・別所温泉駅の南西600mの湯川沿いの平地にある。別所温泉の中心地にあって、境内前の窪地の参道両側は門前町のようになっていて、飲食店や土産物店が立ち並んでいる。小高い場所の境内は、善光寺本堂と同じ「撞木造り」の北向観音堂(本堂)を中心に、護摩堂、温泉薬師瑠璃殿などの伽藍で構成される。古来縁結びの御利益があるとされる愛染カヅラの古木や、境内東側の見晴しの良さなど、寺社仏閣マニアでない普通の温泉客でも分かりやすい見どころがある。なお、善光寺参りで来世利益がある本尊・阿弥陀如来に参拝した場合には、現世利益のある北向観音の本尊・千手千観世音に参拝しないと「片参り」と言われている。
今回は、旅行情報サイト「じゃらん」と「4travel」において人気の寺社仏閣に挙がっていたため参拝することに。参拝時は平日の午後遅めの時間で、おそらく温泉客を中心に割と多くの人が訪れていた。
安楽寺の黒門から北向観音に向かって歩いて行くと、商店街の中に入口が見えてくる。
<北向観音>の入口。この先は川沿いの低地になっているため階段を下る。
一度階段を下って、川を渡り、商店街を抜け、再び階段を上がって境内に着く。
商店街は飲食店や土産物屋など、昭和高度成長期の往時の賑わいが想像される。
商店街は飲食店や土産物屋など、昭和高度成長期の往時の賑わいが想像される。
階段を登ると、正面に<本堂(北向観音堂)>が見える。
確かに、珍しいことに本堂は善光寺のある北方を向ている(正確には北北西かな)。
確かに、珍しいことに本堂は善光寺のある北方を向ている(正確には北北西かな)。
参道左側にある<水屋>。
参道左側にある<六地蔵>と<鐘楼>。
<本堂>全景。
<本堂>正面。
<本堂>内部。本尊は千手千眼観世音菩薩。
本堂から振り返って境内全景。まず写真右側(境内東側)から見て廻る。
階段を登ってすぐ左手、境内北側にある<愛染堂>。
愛染堂の右隣、境内北側にある<札所観音堂>。
札所観音堂から見た<本堂>。後ろの高台の森に囲まれているように見える。
札所観音堂の右隣、境内東側にある<額堂>。
額堂に懸かっている絵馬。
額堂に収められている<吽形仁王像>。
額堂に収められている<阿形仁王像>。
額堂の右隣から見える、東方の景色。上田市街が見えているはず。
境内東端から見た境内。建物は左から順に、<本堂>、<護摩堂>、<鐘楼>。
本堂の1階部分を見て廻ると、たくさんの絵馬が掛かっている。
絵馬ひとつひとつの後ろにあるストーリーを知りたくなる。時代背景とか、作者、奉納者の思いとか。。。(o^―^o)
ここから境内西側を見て廻る。まずは本堂と繋がっている<護摩堂>。
<護摩堂>全景。
護摩堂の右隣の傾斜地には<不動明王>などが佇んでいる。
護摩堂から見て、鐘楼の左隣にある<愛染カヅラの木>。
境内西端にある<温泉薬師瑠璃殿>。宙に浮く舞台のような造り。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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