いくしまたるしまじんじゃ
生島足島神社
長野県 下之郷駅
8時30分~16時30分(授与所)
元宮たる泥宮神社から、現宮たる生島足島神社へ移動。
日本の中央、信濃国二宮、真田家とも所縁の深い古社。
さすが名神大社、今回行った神社の中では一線を画してて、神池、神島、シャア専用のごとき赤が多用された社殿など、神域的雰囲気抜群でした☆
多数の画像を載せたように内容も盛り沢山で楽しかった♪
他で類を見ない神社の様式や祭神など、諏訪とはまた違った信州独特の信仰を肌で感じられたような気がします。
祭神は信州の土地神、生島大神と足島大神。
神社の縁起と記紀神話を合わせて考えると、大和王朝の騙し討ちにあった出雲王朝の皇子タケミナカタが信濃に亡命。
諏訪に住まう許可を得るために、地元の有力な二人の王と交渉した過程が反映されているのではないか?とか、いろいろ古代史ロマンも掻き立ててくれます♪
ちなみに私の故郷の佐野(旧田沼町)もおこがましくも日本の中央などと主張してて「どまんなか田沼」なんて道の駅まで作ってますが、道の駅に根拠として置かれてる地図を見ると東西南北の起点の取り方が非常に怪しいというか苦しい(^^;
(沖縄と北方領土が「なにそれ美味しいの?( ゚д゚)」と言わんばかりに無視されてたりw)
郷土愛は強い方ですが正直これは恥部だと思ってるw
信濃一之宮の諏訪大社は今回行けませんでしたが、それに準ずる大変素晴らしい神社を最終日に拝むことができました☆
大八州真中 六文銭 イイネ!
ご覧のように社殿が北向きで、参道とも垂直という珍しい配置
伊勢神道に侵食される前の、古代信濃の信仰の息吹が感じられて興味深い
駐車場に近かった東鳥居から入ってみます
コイのエサ 100円
×ぼくたちはたべられません
子供の頃、コイ釣り行った時、お菓子を忘れたので釣り餌用の芋ようかんを口にしたのですが、あれ後でサナギ粉とか入ってると知った(*д*;)
東手水舎
中央の神島に通じる橋や授与所のあるところは神門で区切られてて聖域化されてます
またエサかw 今度は「こいととりのえさ」
こちらは麩なのでぼくたちがたべてもだいじょうぶだね♪ (自己責任でお願いしますw)
書き入れ可能な通常の方をいただきましたので、御朱印帳を預けて本殿参拝
橋を渡って神島へ
神橋の方は通れません
神島渡ってすぐ左に子安社
生島足島神社拝殿
磐座、磐境
古神道的な雰囲気いいね♪
生島大神は万物を生み育て生命力を与える神
足島大神は国中を満ち足らしめる神
建御名方富命が建御雷神のチート攻撃にやられて諏訪に引きこもる途中、この二神に米粥を献じたのが神社の縁起とのこと
お下がりのお米あったのでありがたくいただきました♪
うちの神棚にお供えします
歯固め石ってどのような使い方をするのか調べたところ「食べさせるふり」をするんですね(^^;
・・・赤ちゃんに噛ませるのか(;゚Д゚)とガチで勘違いしててちょっとガクブルしたw
神島から再び本土に戻りして神楽殿
真田家関連史跡発見!
(顔ハメを)やらないか? 1人なのでやりませんw
本当は「男は度胸!なんでもためしてみるのさ」の阿部さん主義なので1人じゃなかったらやってみたいんだけどねw きっといい気持ちだぜ
下神井様
真田家ゆかりの諏訪神社
諏訪神社の左右には夫婦杉
「鈴を鳴らしてお参りしましょう」とありますが見当たらず(?_?)
足下しか見なかったので、もしかしたらもっと上にあったのかも(^^;
反対側はねじれ具合や朽ち具合から危険なため入れない様子
諏訪神社
ほぅ!これは見てみたい(゚∀゚)
中はこんな感じで戦国時代の書状がズラリ
猿渡宇左衛門の起請文
真田配下で「猿」の字が入ってる家臣だと、この人が猿飛佐助のモデルでは!?と妄想掻き立てられますね♪
興味深いのはどの書状も、甲州・信州とあるものの、上州に関してはあくまで「西上州」と限定されてるところ
北条氏との外交関係もあるかと思いますが、建前上だけでも「グンマー全部が俺のもの(゚∀゚)」という意識は武田家にはなかったらしい
仁科盛政起請文
その他、名だたる武田家臣の書状が多数ありました(*゚∀゚)=3
内容はほぼ全て「裏切って謙信には付きません、信玄様に忠誠を尽くします」みたいな感じでしたw
西鳥居から一旦外に出て、神池をぐるりと回って南側の境内社群に行ってみます
神池では種を越えた友情がw
アヒルとマガモが仲良く戯れてました
まぁ豚と猪の関係みたいで、それほど遠い種ではないらしいですが(^^;
南側の境内社群
まずは歳神様
なんと神田まであり!Σ( ̄□ ̄;)
見世というか儀礼的なものかもしれませんが、神饌まで自家調達してる様子
神社の随所に立てられた御神柱の一つ
実に信州の神社らしい♪
八幡社拝殿
玉依姫と伊弉冉尊が合祀されてるのは珍しいですね
普通の神社なら社殿だけであろう規模の社にも拝殿が付いてるのはさすがというか・・・
その次は打って変わって素朴な秋葉社
うん?これはなんだ(?_?)
過去・現在・未来
時の流れというか時空そのものを抽象的に表したオブジェ
歌碑だと思うけど千曲川以外は読めん(^^;
最後は荒魂社
ちゃんと祭神の荒御霊まで祀ってるとは・・・(゜゜;)
あらヤダ!(*゚Д゚)
確かに荒ぶってるねここwww
神池の東側を回り再び境内へ
途中、また別の神御柱発見
一度隣の長福寺に行って戻ってきたら、まだまだ何かあることに気付いた
火除けの櫻
その身を犠牲にして社殿を救った御神木だそうです
駐車場横にあったお蕎麦屋さん
「信州に来たら絶対に食べたい馬刺し」を賞味したかったのですが残念ながら準備中だった(つД`)
イナゴの佃煮があるのがいかにも信州w
さすがにざざむしとか蜂の子はなかったですwww
駐車場には野菜の直売所もあって、アチコチで見かけて食欲をそそられた長野産リンゴをついにゲット(^q^)
・・・しかし帰ったら、親も旅先で山形産と茨城産のリンゴを買ってきてて、いま家の中がリンゴづくしですわ(ノ∀`)
鳥居や拝殿などが丹塗りで統一されていて、非常に美しいです。拝殿は堀に囲まれた小島に建てられています。拝殿の向かいには摂社である諏訪神社が建てられていました。
諏訪神社に向かって左側には長野県宝の歌舞伎舞台があり、地下に入って回舞台を回す装置を見学できます。歌舞伎舞台自体は宝物殿のようになっており、武田信玄公が集めた起請文や、信玄公の願文の写し(写真)を見ることができます。
堀には鴨やガチョウなどの水鳥や鯉がおり、授与所で餌を購入してあげることができました。楽しい。
ちょうど神事が行われる日だったようで、スーツを着た氏子さんたちが神職さん10人くらいと一緒に拝殿に入っていかれていました。
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