長光寺の日常(96回目)
長野県大屋駅

水行100日目。
寒壱百日水行が本日を持ちまして成満いたしました。

昨年の大掃除に65年ぶりに先代の使っていた水行桶が出てきたことを発端に
『今やらなければもう一生やることはないだろうな、、、』
と思い始めようと思い立った「水行」。
よく考えると最後に水行をしたのがちょうど20年前。
もう御年43歳。

嫁さんに相談すると
「死んじゃうからやめときな」
お参りしながら今は亡き先代に相談すると
「おまえ最近たるんでるからやりな」
ほとけさまに相談すると
「おまえがやるべきとおもうならやりな」

思い悩んだ5日間。
11月5日の朝に100日やろうと決めました。
お会式だったので檀家さんと御祖師様にもご報告。

20年ぶりに行った水行。
3日で喉を痛め、、、。
しもやけが悪化し、、、。
足がぱっくり割れて、、、。

辛くて、苦しくて、鼻水だけでなく涙を流しながら被った日もありました。

でも始める前に仏さまに誓願しました。
『時間がかかっても100日間、必ずやり切ります。水行を通じて己と向き合います。』
そしてお陰様で100日間やり切りました。

みなさまに伝えたい。

『人間、やれば できる』

毎日の水行の投稿にいいねやコメント頂いた皆さま。
本当にありがとうございました。
直接水行を御覧いただき励ましの言葉をかけて頂いた皆さま。
本当にありがとうございました。

2月22日を持ちまして今季の水行は終了とさせていただきます。
今回の水行で学んだことを今後の法務やお寺作りに活かしていきます。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

長光寺副住職
小島一洋 合掌 九拝

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