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真言宗智山派

智識寺のお参りの記録一覧
長野県 戸倉駅

惣一郎
2022年07月29日(金)
1269投稿

【信濃國 古刹巡り】

智識寺(ちしきじ)は、長野県千曲市大字上山田にある真言宗智山派の寺院。山号は清源山。本尊は十一面観音。大御堂、木造十一面観音立像は国指定の重要文化財。

寺伝によると、奈良時代740年の創建で、807年に征夷大将軍・坂上田村麻呂が堂宇を改修した。鎌倉時代には源頼朝の信仰も篤く、1209年に七堂伽藍が建立され、仁王像が寄進された。室町時代には領主・村上氏の庇護を受け、廣意和尚により現在の本堂が再建されたが、村上氏が武田氏に敗れると一時衰退した。江戸時代には歴代松代藩主から庇護を受けた。

当寺は、、しなの鉄道・戸倉駅の南西7kmの緩やかな傾斜地にある。周りはりんご畑などの耕作地か雑木林。樹木が茂る境内はさほど広くはなく、大きな建物は大御堂のみで、他は小祠や石碑類のみ。国指定の重要文化財の大御堂は、藁葺屋根のきれいな造形の建物で、屋根部分に厚みがある分、角度によって見え方が変わり楽しめる。

今回は、大御堂が国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分たち以外には参拝者はいなかった。

※当寺では、住職がいらっしゃる時は御朱印が拝受できるみたい。自分の参拝時は住職不在の貼り紙が。残念…(^_^;)

智識寺の山門

境内南端入口全景。藁葺屋根の趣のある<仁王門>。

智識寺(長野県)

仁王門に向かって左側の石柱は新しく見えるが、「國寶 大御堂 文部省」と書かれた横に明治四十年(1907年)と刻まれている。

智識寺(長野県)

仁王門に向かって右側の石碑。

智識寺の周辺

仁王門に向かって左側の景色。

智識寺の山門

<仁王門>全景。

智識寺(長野県)

仁王門左側の<吽形仁王像>。

智識寺の像

仁王門右側の<阿形仁王像>。

智識寺(長野県)

仁王門をくぐったところからの眺め。

智識寺の建物その他

参道の右側にある<寺務所>。参拝時は無人で御朱印を拝受できず...(^_^;)

智識寺の地蔵

参道左側の<地蔵像>。

智識寺(長野県)

参道左側の<釈迦堂>。

智識寺の仏像

釈迦堂内部の<木造釈迦如来坐像>。穏やかな表情。

智識寺(長野県)

参道の進行方向を望む。

智識寺(長野県)

参道左側にある<手水盤>。

智識寺(長野県)

<大御堂>遠景。室町時代末の1541年の再建、桁行四間、梁間三間、寄棟造、茅葺、禅宗様式の仏堂。国指定の重要文化財。

智識寺(長野県)

大御堂前左側の<狛犬>。

智識寺の狛犬

大御堂前右側の<狛犬>。仔獅子の姿勢が変わっている。

智識寺(長野県)

<大御堂>全面。

智識寺(長野県)

<大御堂>正面。

智識寺の本殿

<大御堂>内部。味のある<厨子>。

智識寺(長野県)

<大御堂>全景。少し角度を変えるだけで、茅葺屋根の形が大きく変わって見える。

智識寺(長野県)

拝殿に向かって右手にある石碑。

智識寺の建物その他

<大御堂>全景。茅葺の状態はきれい。

智識寺(長野県)

<大御堂>を横から見たところ。

智識寺の建物その他

拝殿に向かって左手のやや高いところにある<忠魂碑>。

智識寺の建物その他

最後に、<大御堂>全景。メンテナンスも大変そうだが、ぜひこのまま残して欲しい。(^▽^)/

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