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武水別神社ではいただけません
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たけみずわけじんじゃ

武水別神社のお参りの記録(1回目)
長野県姨捨駅

投稿日:2022年07月28日(木)
参拝:2022年6月吉日

【信濃國 式内社巡り】

武水別神社(たけみずわけ~)は、長野県千曲市八幡にある神社。式内論社(名神大)で、信濃国四之宮。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は武水別大神、相殿神は誉田別命、息長足比売命、比咩大神。別名は「八幡宮」。

社殿によると、第8代孝元天皇の御代の創建。国史の初見は平安時代の866年で、無位から一躍して従二位の神階奉授を受けている。927年に編纂さ入れた『延喜式神名帳』に記載のある「信濃國 更級郡 武水別神社 名神大」の論社となっており、他の論社としては桶知大神社(長野市大岡丙)がある。当社の周辺一帯は平安時代末期より京都・石清水八幡宮の荘園となっており、安和年間(968年~970年)に八幡神が勧請されたと伝わる。以後、広く武門の崇敬を受け、木曾義仲が祈願したと伝わるほか、川中島の戦いの時の上杉謙信の勧請文も残されている。江戸時代に入ると、江戸幕府から朱印地200石を与えられた。明治に入り、社号を「八幡宮」から「武水別神社」に復称し、近代社格制度の下、はじめ郷社に列し、のちに県社に昇格した。

当社は、JR篠ノ井線・姥捨駅の北北東3km弱の千曲川西岸の平地にある。当社西側は古くからの門前町のようで、市街地になっている。南北に長い境内は広く、旧県社にも納得。そこに社殿などの立派な建物を加えると、別表神社であることも納得。長野県の天然記念物となっている社叢を中心に、緑豊かで神聖な空気感は、往古からの大社であることを感じさせてくれる。

今回は、信濃國の式内(名神大)論社、長野県の旧県社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、天気の良い週末ということもあるが、自分たち以外にも普通の参拝者が訪れていたほか、何組もの家族連れがおめかしをして祈祷を受けに訪れていた。
武水別神社の鳥居
県道77号線(長野上田線)の上に立つ<大鳥居>。
武水別神社(長野県)
境内に入ると、すぐに<太鼓橋>が架かる。このあと参道は社殿まで、真っ直ぐ数百m続く。
左奥には<社号標>がある。
武水別神社(長野県)
社号標の後ろ、参道左側にある<祠三社>。左から順に、<秋葉社(荒魂)>、<鹿島社>、<秋葉社(和魂)>。
武水別神社の建物その他
祠三社の右隣にある<神輿休処>。
武水別神社(長野県)
神輿休み処の右隣にある、摂社<高良社>。室町時代後期、16世紀ごろの建築と推定されていて、当社境内で最も古い建物とのこと。
武水別神社(長野県)
高良社の右隣にある茶店<うづらや>。
武水別神社の食事
「元祖・名物 登録商標」の台詞に負けて入店し、「名物うづらもち」と「アイスあまざけ(アルコール無)」を注文。うづらもちは上品な甘さでお茶との相性も抜群。冷やしあまざけもなかなかイケる。(o^―^o)
武水別神社の建物その他
参道右側には社叢が続くが、長野県の天然記念物に指定されている。かつて神仏習合の時代までは、仏塔などがあったとのこと。
武水別神社の自然
参道左側の見事な古木。幹は一度切れているようにも見えるが、上の葉の茂り方は非常に盛ん。
武水別神社(長野県)
参道左側の<手水舎>。
武水別神社の建物その他
手水舎後ろにある、<川中島の戦い 初戦の地・八幡>と書かれた石碑。
武水別神社の建物その他
参道の右側にある<総代会館>。
武水別神社(長野県)
いよいよ、神域の入口になる<中鳥居>。
武水別神社(長野県)
中鳥居の左側にある<狛犬>。
武水別神社(長野県)
中鳥居の右側にある<狛犬>。
武水別神社(長野県)
中鳥居をくぐると、参道の両側は駐車場になっている。その左側にある境内社群。左から順に<疱瘡社>、<神武天皇社>、<酒造祖社>。
武水別神社の建物その他
境内社群の右後ろにある<宝蔵>。この右手が駐車場入口。
武水別神社(長野県)
参道の右手にある<額殿>。
武水別神社の建物その他
額殿の手前にある<勅使殿>。
武水別神社の本殿
勅使殿の後ろにある<拝殿(祈祷殿)>。社殿周りの多くの建物は、江戸時代後期1842年の火災の後の、1856年建立。166年の歴史がある。
武水別神社(長野県)
<拝殿>正面。正統派の構え。当日は拝殿内で祈祷が行われていた。
武水別神社(長野県)
<拝殿>全景。後ろの屋根が見える大きな建物は<本殿>、左側の低い屋根は<祭儀所>。
武水別神社の建物その他
参道の左側にある<社務所>。その奥は<御供所>。
武水別神社の建物その他
こちらは<献納滝壺の石>。平安時代後期、木曾義仲が当社に使者を送って戦勝祈願した際に、使者がこの石にたまった水で具足を洗い、神前に額づいたと伝わっているとのこと。
武水別神社(長野県)
<祭儀所>の手前にある、①さざれ石、②絵馬掛け、③面白い形の木。御朱印と祈祷受付は<祭儀所>にて。
武水別神社の本殿
拝殿の後ろにある<本殿>全景。
武水別神社の本殿
<本殿>正面。こちらも正統派の構え。当日は拝殿内だけでなく、こちら本殿内でも祈祷が行われていた。
武水別神社(長野県)
本殿右側の境内社群。写真手前は<八剱社>。左隣は<宿祢社>、その左隣は<目洗石>。
武水別神社の末社
本殿裏側の境内社群。主な境内社は<子安社>、<天神社>、<荒神社>、<駒形社>、<御嶽社>、<十に神社>。
武水別神社の本殿
本殿を斜め後ろから見たところ。
武水別神社の建物その他
最後に<社殿>全景。お宮参りなどの正装の家族連れが多くいたが、地元で大事にされている感じが伝わって来る大社。(^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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