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健御名方富命彦神別神社ではいただけません
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たけみなかたとみのみことひこかみわけじんじゃ

健御名方富命彦神別神社のお参りの記録(1回目)
長野県善光寺下駅

投稿日:2022年06月25日(土)
参拝:2022年6月吉日

【信濃國 式内社巡り】

健御名方富命彦神別神社(たけみなかたとみのみこと・ひこかみわけ~)(城山県社水内大社)は、長野県長野市大字長野字本城東にある神社。式内論社(名神大)で、旧社格は県社。祭神は健御名方富命。諏訪大社と同じ建御名方神を祀り、同じ祭神を祀る周辺の4社(当社、武井神社、妻科神社、湯福神社)の持ち回りで寅年、申年に御柱祭を行っている。別称は「城山県社」、「水内大社」、「彦神別神社」。

創建は不詳。当社と妻科神社(祭神は健御名方富命の后神)を合わせて、両社で『日本書紀』持統天皇5年(691年)条にある「水内神」とする説もある。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「信濃國 水内郡 健御名方富命彦神別神社 名神大」の論社となっており、他の論社としては、社名が同名で長野市信州新町と飯山市豊田がある。明治時代の1878年までは善光寺境内の本堂の北側にあり「年神堂(歳神堂)八幡宮」と称していたが、1879年明治天皇御臨幸を契機に現在地に遷座し、現社名に改称した。

当社は、長野線・善光寺下駅の北西400mの小高い丘の上にある。善光寺本堂の東方400mの場所にあって、善光寺との間には長野県立美術館を含む城山公園がある。当社境内からは、善光寺や美術館を見下ろすことができる。当社境内は城郭のように周りよりも高くなっているが、その境内の中でも鳥居のある南側よりも社殿周りの北側は一段高くなっている。立地の良さや広さは、旧県社の風格があるが、不思議なことにあまり手入れをされていないのか、割と草ぼーぼーでややワイルドな状態。通常は無人社なので、雑草の伸びるのが早いこの時期だと定期的に手入れしてもこうなってしまうのかも。社殿の大きさや大型石碑の多さからすると、旧県社らしいとは言える。

今回は、信濃國の式内論社、長野県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分たち以外には参拝者はいなかった。


※当社は武井神社(長野市長野東町)が兼務しているため、御朱印は武井神社で拝受できる。
健御名方富命彦神別神社の鳥居
境内南端入口の<鳥居>と<社号標>。城壁のような石垣の上に大きな両部鳥居。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
階段を登ると、参道の先の林の中に、社殿への階段が見える。
(ちょっと草ボーボーなのが気になる...(^_^;))
健御名方富命彦神別神社(長野県)
参道の右手にある、大きな<社務所>。そこそこ新しそうだが無人。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
参道両側に大きな狛犬が鎮座し、その奥の階段上に社殿が見えてくる。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
参道左側の<狛犬>。大社でよく見かける、腕の長いマッチョ系の凛々しいタイプ。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
参道右側の<狛犬>。あれ?こちらは作者が違うようで、ゴリマッチョ系。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
参道進んで階段を登る。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
拝殿は両側に翼殿があって威風堂々大きい。階段途中でないと全景が写せない。
健御名方富命彦神別神社の本殿
<拝殿>全景。重厚感がある。(雨どいの草は御愛嬌...(^_^;))
健御名方富命彦神別神社の本殿
<拝殿>正面。上の扁額には、光仁天皇勅語「祭祀神祇國之大典」とある。
健御名方富命彦神別神社の建物その他
扁額の後方にもう一つ扁額が掛かっていて、社名が記載されている。美しい字体。(o^―^o)
健御名方富命彦神別神社の本殿
<拝殿>内部。何と書いてあるか分からないが、彫刻等かなり豪華な扁額が掛かっている。
健御名方富命彦神別神社の建物その他
拝殿前の階段上から、下の境内を見下ろす。
健御名方富命彦神別神社の本殿
拝殿右側の翼殿。「地主大神」と書いた扁額が掛かっている。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
拝殿左側の翼殿。こちらには扁額は掛かっていない。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
拝殿に向かって左手(西側)に境内社があるようなので見て廻る。
健御名方富命彦神別神社の末社
境内西端に立つ<千幡社>。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
千幡社の社殿を見に行くと、その後ろは見晴しが良い。
健御名方富命彦神別神社の景色
手前は長野県立美術館で、奥は国宝の善光寺の本堂。当社はもともと善光寺本堂の北側にあったので、この距離を遷座して来たことになる。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
社殿の左側、境内北西端にある<木匠祖神社>。明治時代に長野市内の工匠諸職の道祖神として祀られたとのこと。
健御名方富命彦神別神社の末社
<木匠祖神社>の社殿。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
木匠祖神社の位置から見た、本社の<本殿>。大きな拝殿と比べるとかなり小さい。
健御名方富命彦神別神社の本殿
千幡社前から<拝殿>全景。
健御名方富命彦神別神社(長野県)
階段を下りて、下の境内を見て廻る。まず境内西側にある大きな石碑。何が書いてあるか分からない...(^_^;)
健御名方富命彦神別神社の建物その他
境内東側にある大きな石碑。1992年の「千曲川改修起工碑」とある。
健御名方富命彦神別神社の建物その他
最後に木々の間から<社殿>を望む。
うーん、昔は大社として大事にされた感じがするが、今はちょっともったいないかも...(^_^;)

すてき

御朱印

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2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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