みやざきじんぐう
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宮崎神宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年02月27日(月)
参拝:2023年1月吉日
【日向國 古社巡り】
宮崎神宮(みやざき・じんぐう)は、宮崎県宮崎市神宮にある神社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は神日本磐余彦尊(神武天皇)。
社伝によると、当地は神武天皇が東征以前に宮を営んだ地で、のちに九州に下向してきた皇孫の建磐龍命(阿蘇神社の祭神)がその縁に因んで創祀したとし、崇神天皇の時代に初めて社殿が造営され、景行天皇の熊襲征討に際して重ねて造営がなされ、応神天皇の時代からは日向国造の祖・老男命(おいおのみこと)が祀るようになったとある。文献上の初見は鎌倉時代初期で、1197年に当地地頭職の土持信綱が皇宮屋(こぐや)(現境外摂社)から現在地に遷座し、社殿を造営したとの記録がある。以後、歴代領主の崇敬を受け、1473年には伊藤祐國、1560年には有馬永純、1562年には伊藤義祐がそれぞれ社領を寄進し、1577年には島津義久が米穀や幣帛を奉献している。江戸時代には延岡藩が当地を所領し、1644年には藩主・有馬康純が社殿を造営、1839年には藩主・内藤政義が社殿の修造を行っている。明治に入り、近代社格制度のもと県社に列格し、のちに国幣中社、官幣大社へと累進した。
当社は、JR日豊本線・宮崎神宮駅の西方400mの市街地の中にある。敷地はとにかく広大で、
最も広い部分で東西・南北ともに500mほどあり、最北部は宮崎県総合博物館になっている。境内南端入口の巨大な鳥居をくぐると、深い緑に覆われた幅が広く長い参道が社殿まで続く、理想的な大社の造り。社殿は屋根のみの大きな拝殿から、左右に長い本殿に向かって参拝する造りになっている。境内社としては大きな宮崎県護国神社と、小さめの五所稲荷神社があるが、緑豊かな場所に離れて建っているので、見て廻るだけで十分な森林浴ができる。
今回は、旧官幣大社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は平日の夕方であったが、まだ1月上旬だからということなのか、観光地としても認識されているのか、老若男女問わず多くの参拝者が訪れていた。
境内南端入口にある巨大なロータリーと<社号標>。県道44号線を北上した突き当りになっている。ロータリーの内側にも大きな神社が1つ作れそう。
境内南端入口の<二の鳥居>。大きな鳥居が小さく見えるほどの広大な敷地に圧倒される。敷地面積は25万㎡で東京ドームの5.3倍。
<二の鳥居>のアップ。ここから高木に覆われた、しっとりとした空気感の参道をまっすぐ北上する。
参道途中にある<三の鳥居>。綺麗に掃き清められた、幅の広い真っ直ぐな参道。
歩いていて清々しく気持ちが引き締まる~♪
歩いていて清々しく気持ちが引き締まる~♪
参道進んで、左側の<手水舎>。
右側には<祓所>。
もう少し進んで、左側の<参拝者休憩所>。
右側の<授与所>。正月期間中は社殿近くの特設テントが臨時の授与所みたい。
参道突き当りの<正門>。1907年造立。神明造の落ち着いた佇まい。
なお、当宮では神殿(本殿)、幣殿、渡殿、神饌所、御料屋、透間垣、拝所、正門、玉垣、石柵、徴古館の11件が国の登録有形文化財となっている。
なお、当宮では神殿(本殿)、幣殿、渡殿、神饌所、御料屋、透間垣、拝所、正門、玉垣、石柵、徴古館の11件が国の登録有形文化財となっている。
いよいよ<神門>をくぐる。
神門をくぐって左前方には<臨時授与所>。主に祈祷受付や御朱印などを扱っている。
神門をくぐって右前方にも<臨時授与所>。主におみくじや授与品などを扱っている。
寝殿をくぐって正面にある<拝所>。
拝所の内側上部に掛かる扁額。中央は「宮崎神宮」、右側は「神武天皇」、左側には「鵜葺草葺不合尊・玉依姫命」とある。
拝殿越しの<幣殿>。後方の神殿(本殿)、渡殿、神饌所、御料屋と合わせ1907年の造立。正面三間側面四間の切妻造。
<社殿>全景。<拝所>と<幣殿>のバランスが良い。
神殿の左側に繋がっている<御料屋>(テントの左後方にあるが、樹木が茂っていてほぼ見えない)。
神殿の右側に繋がっている<神饌所>。
ここで境内南端の二の鳥居近くにある境内社をご紹介。<五所稲荷神社>の入口の鳥居。
ここから何本もの赤い鳥居をくぐって何十mか進む。
ここから何本もの赤い鳥居をくぐって何十mか進む。
<五所稲荷神社>の社殿前の鳥居。
鳥居をくぐって左側の狛犬。子供が描いた狛犬の絵をモチーフにしたかのような超独特な造形。
右側の狛犬。口を開けても、超個性的。
<五所稲荷神社>内部。
<五所稲荷神社>の本殿。
境内の南方800mの、県道44号線上にある<一の鳥居>。1973年落成で、高さ15m、鳥居の高さランキングだと全国で23位みたい~♪ (^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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