清水峯神社のお参りの記録(1回目)
宮城県館腰駅

由緒　景行天皇二十五年（九十五）竹内宿祢が民情視察のため海路東国に赴いたが、風浪悪く困難を極めようやく島地に着いた　この地が小豆島であった　竹内宿祢は、神恩報謝と東国安泰を願いこの地に祖神である（素戔嗚尊様）をお祀りした　これが当社の始まりである　その後日本武尊様と当社に上り東国平定祈願の折、兵卒のため冷泉を得たいと大伴以将軍と共に隅の地を掘ると清水が湧き出したので、この地に清水峯という名を与えた　当社の氏子は、元は大友の一姓だけであった　これは大伴以将軍が当社のために付け置いた一族の子孫であると伝えられている　貞観時代の頃、疫病が流行し庶民が大変苦しんでいたので貞観十二年（八七〇）社殿改築に当たり播州廣峯神社が疫病退散な功徳があることから、氏子は当社の神霊を満州廣峯牛頭天宮よりお迎えし現在に至る　本殿や拝殿は（安永年間、一七七〇年代）に石鳥居と石段は、明治二十五年（一八九二）に造営された　　境内社の白鷹神社は、長徳元年（九九五）の勧請た伝えられ、雷神社、祖霊社等数社が並び立つ