満蔵寺のお参りの記録(1回目)
宮城県太子堂駅

宮城県仙台市若林区上飯田に境内を構える、千手山　満蔵寺、2023.9.仙台三十三観音霊場にて参拝しました、どの様な寺院か引用を用いて調べて見ました、山号は千手山、寺号、院号は満蔵寺、宗派は真言宗豊山派、ご本尊は大日如来、札所ご本尊は慈覚大師作の千手観世音菩薩、仙台三十三観音霊場、第二十七番札所、真言宗、千手山、奈良の長谷寺の末寺。延宝6年（1678）に開山したが、江戸時代に2度火災にあって記録が残っていない。
千手観音を祀る観音堂には地蔵が置かれているが、仙台の地名の起こりとされる千躰仏の一部という。明治6年（1873）、ここに仙台第36番小学校の飯田小学校が開校した。現在の六郷小学校。札所御堂は近くの八幡神社の別当寺で武州彌勒寺の末寺。延宝6年（1678）修験の宝鏡院円鏡坊の開山と伝えられている。修験禁止により明治以後廃寺無住になるが本郷運広僧師によって昭和40年（1965）に再興される。観音堂は山門右側にて千手観音像が安置されている。茅葺き屋根の観音堂で素朴な姿を見せていたが近年建替えが行われた。当寺は地域の小学校開設の際に仮校舎として使われた。昭和50年代（1975～）に入り急速に地域の宅地化が進み現在は観音さまと観音堂が住宅地の中に残されている