聖徳太子1400年御遠忌の10月の限定御朱印です!
・10月限定「秋の境内を彩る柿」
・10月限定「四天王寺再興の立役者 戦国武将・藤堂高虎」
・十七条の憲法「和を以て貴しとなす」の『和』
・鎌倉時代の聖徳太子像(四天王寺蔵)を忠実にシルエット化
・伊勢神宮ゆかりの書道家が特別に制作した「三宝印」
・『聖徳太子』のお名前を書き入れ
【秋の境内を彩る柿のデザインに込めた想い】
御朱印の左上の柿は、四天王寺の茶室前の庭に植えられた柿の木がモチーフです。
かつて四天王寺の境内に幼稚園があり、
そこに植えられていた柿の木を茶室前の庭に移植しました。
幼稚園の園児たちは、柿の木に登ったり、揺らしたりして遊んでいました。
柿の木を見ていると、園児たちが遊んでいた風景が蘇ってきます。
しなやかで味わい深い枝ぶりも見どころです。
お参りの際はぜひ柿の木をご覧いただき、四天王寺の歴史の一端を感じていただけたら嬉しいです。
【戦国武将・藤堂高虎公のデザインに込めた想い】
藤堂高虎公は、戦国時代から江戸時代にかけて活躍した武将です。
10月5日は藤堂高虎公の命日なので、今月の御朱印にデザインしました。
また「勝ち虫」と呼ばれ、前にしか進まないことから縁起の良い虫として武将たちに好まれた「トンボ」もデザインに取り入れました。
藤堂高虎公は1608年に津藩(現在の三重県津市)の初代藩主になり、
関ヶ原の戦いで戦場となり焼けてしまった津城や津のまちの復興に尽力しました。
四天王寺も焼失しましたが、藤堂高虎公の正妻の菩提寺として、高虎公により再興されました。
妻を大切に想う高虎公の愛情深い一面がうかがえます。
また、藤堂高虎公は、黒田官兵衛や加藤清正とともに「築城の名手」に数えられ、
城下町の発展を意識した城づくりに長けていました。
津城の修復と同時に伊勢街道を整備し、津藩が伊勢神宮にお参りする人の宿場町として繁栄するよう計画しました。
高虎公は人々の暮らしぶりまでも視野に入れ、まちづくりを行ったのです。
四天王寺にお参りの際は、ぜひ境内の山の中腹にある高虎公の妻・久芳院のお墓に手を合わせていただき、
人々の平安を願ってまちづくりをした藤堂高虎公に想いを馳せていただけたら幸いです。
また、コロナ禍で様々な苦悩がある現代に、今一度「和」の心を蘇らせていただきたく御朱印に想いを込めました。
特に和の文字は私が念じて書きました。
一つ一つにこだわり、今月の限定御朱印とさせていただきましたので、どうぞ宜しくお願いします。
●参拝される方へ
・御朱印帳に直接お書き入れ致します
・「聖徳太子の松」にて記念写真を撮影いただけます(納経所にて聖徳太子撮影セットご用意しております)
・四天王寺所蔵「聖徳太子孝養像」複製の拝観が可能です
・「聖徳太子の松」限定御朱印も書き置きのみ頒布しております
●受付時間
午前9時から午後4時まで
●頒布場所
四天王寺本堂横の納経所にて頒布
【郵送対応について】
コロナ禍において、三重県津市までのお参りが難しい方のために、伊勢和紙を使った御朱印を郵送でも対応いたします。
和の一文字写経のハガキも同封し、同じ文字をなぞっていただきお寺にお送りいただけますと、毎月22日の法要でご祈願致します。
郵送での対応につきましては、詳しくは以下の申し込みページをご覧ください。
(10月1日より、10月限定「柿と藤堂高虎」の御朱印が申し込めるようになります。)
郵送の申し込みページ:
https://hotokami.jp/features/1/