聖徳太子1400年御遠忌の9月の限定御朱印です!
・9月限定「輝く満月と聖徳太子の伝説」
・9月限定「真紅の彼岸花」
・十七条の憲法「和を以て貴しとなす」の『和』
・鎌倉時代の聖徳太子像(四天王寺蔵)を忠実にシルエット化
・伊勢神宮ゆかりの書道家が特別に制作した「三宝印」
・『聖徳太子』のお名前を書き入れ
【輝く満月に込めた想い】
秋は空気が澄んでいて、お月見にぴったりな季節です。
今年の9月21日は中秋の名月にあたり、満月になります。
古来より、人は月を見て大切な人に想いを馳せてきました。
太陽が大きな明るさで私たちを照らす一方、月は優しい光で私たちを包み込みます。
月を見上げ、ご先祖さまから繋がってきた命の尊さに想いを馳せていただけたら幸いです。
【聖徳太子の伝説に込めた想い】
満月に重なって空を飛んでいるシルエットで、
聖徳太子とその愛馬の伝説をデザインしました。
伝説によると、聖徳太子を乗せた馬が雲を突き抜ける高さまで駆け上がり、
その後3日間かけて全国各地を巡ったそうです。
聖徳太子は、人々の苦しみや悲しみの声を政治に取り入れるために
自ら地方に足を運んだ徳の高い方であったと、この伝説から読み取ることができます。
「一度に10人の話を聞けた」という聖徳太子の逸話がありますね。
これは、聖徳太子の耳の良さではなく、
十人十色の意見を汲み取る聖徳太子のお人柄を表しているのかもしれません、
一人一人の小さな声に耳を傾け、和の心を持って政治を行ったのが、聖徳太子なのです。
【真紅の彼岸花に込めた想い】
9月になると虫の声も秋らしくなり、あちこちに彼岸花が咲きます。
彼岸花は、私たちのご先祖さまが土地を守り、
次世代へ命を繋いでくださった想いを象徴するかのように、
毎年お彼岸の時期に咲くのです。
また、彼岸花は球根で増える植物なのに、花を咲かせて花粉を虫に与えます。
虫たちに花粉を分け与えることは、仏教において大切にされている「他者への施し」にも感じられます。
四天王寺の境内にも彼岸花が咲きます。
お参りの際にぜひご覧ください。
また、コロナ禍で様々な苦悩がある現代に、今一度「和」の心を蘇りさせていただきたく御朱印に想いを込めました。
特に和の文字は私が念じて書きました。
一つ一つにこだわり、今月の限定御朱印とさせていただきましたので、どうぞ宜しくお願いします。
●参拝される方へ
・御朱印帳に直接お書き入れ致します
・「聖徳太子の松」にて記念写真を撮影いただけます(納経所にて聖徳太子撮影セットご用意しております)
・四天王寺所蔵「聖徳太子孝養像」複製の拝観が可能です
・「聖徳太子の松」限定御朱印も書き置きのみ頒布しております
●受付時間
午前9時から午後4時まで
●頒布場所
四天王寺本堂横の納経所にて頒布
【郵送対応について】
コロナ禍において、三重県津市までのお参りが難しい方のために、伊勢和紙を使った御朱印を郵送でも対応いたします。
和の一文字写経のハガキも同封し、同じ文字をなぞっていただきお寺にお送りいただけますと、毎月22日の法要でご祈願致します。
郵送での対応につきましては、詳しくは以下の申し込みページをご覧ください。
(9月1日より、9月限定「満月と彼岸花」の御朱印が申し込めるようになります。)
郵送の申し込みページ:
https://hotokami.jp/features/1/