愛宕神社のお参りの記録(1回目)
京都府トロッコ保津峡駅

私が勤めている会社の新入社員や所長が、かつて初午祭の時にお札を取りに行っていた神社があったという話しを聞いて参拝してみようと考えた。
かつて会社で火災を起こした事があり、火除のご利益があるということで伝統行事になっていたようなのだが、あまりに過酷で今ならパワハラになりかねないということで、十数年前から途絶えていたという。
これまで会社の神棚に置かれていた古いお札を納めて、新しいお札を受けるぞと勢いこんで4km以上ずっと登りっぱなしの長い長い参堂を上っていった。
かつては参堂に茶店があったようで、その基礎が残っているが今は当然無い。
昭和４年から昭和１９年までは参拝用のケーブルカーがあったようだが今はホームの跡が残っているだけである。
参道には残りどれくらいなのかというのを示す看板が出ていて1/40からスタートする。息も絶え絶えで40/40まで来ても本殿らしきものが無いと思ったら、まさかの41/40という詐欺みたいな看板が出てきて膝が笑った。
２時間以上歩いただろうか、やっとのことで拝殿に到達。
古いお札を納め、新しいお札を受けて参道を下る道すがら、近所の少年野球チームの子供達がトレーニングで軽々と参道を駆け上がっていく姿を見て少々がっかりしてしまった。
参道入り口を出た先のお店で食べたかき氷がとても美味しかった。