こうりゅうじ|真言宗系単立
廣隆寺のお参りの記録一覧(2ページ目)
大覚寺、清凉寺に続いて太秦映画村の近くに在る広隆寺に参拝しました。今回11月22日を狙って行ったのはこの広隆寺のためです。このお寺には誰もが知っている国宝第1号(彫刻)の弥勒菩薩半跏像が安置されています。
境内は楼門をくぐると、薬師堂、能楽堂、地蔵堂、講堂(赤堂)があり、正面には秘仏・聖徳太子立像を祀ってある上宮王院太子殿(本堂)があります。その聖徳太子立像が開扉されるのが1年で11月22日のみなんです。しかしながら、コロナのため開扉されず。ガックリ😭
更に、講堂(赤堂)安置の国宝・阿弥陀如来坐像も観れずでした。仕方ないのでまた行きます。
話を戻します。弥勒菩薩半跏像(宝冠弥勒)は太子殿の奥の霊宝殿に安置されており、有料拝観となります。霊宝殿には、もう一つの弥勒菩薩半跏像(泣き弥勒・国宝)の他、不空羂索観音、千手観音、十二神将の国宝仏が在り、更に、40体以上の重文仏像が在り圧巻です。まさに仏像の宝庫です。この重文の中の薬師如来像も秘仏で11月22日のみ開扉で、こちらは観ることができました。(当時の彩色が今も残る吉祥天の様な珍しい薬師如来像)
百聞は一見にしかず。是非観て戴きたいです。
それと、御朱印ですが、手書きではなく判です。(日付のみ手書き)
御朱印
楼門
太子殿
太秦といえば映画村と広隆寺。
太秦一帯は平安京造営の「泰氏」所領地であり、ここもその泰氏の氏寺。
平安遷都以前より存在していたが平安遷都以降は聖徳太子信仰の寺となった。
いつもだいたい素通りするんですが。
境内とか。
御朱印はスタンプ式でした。
京都最古のお寺「広隆寺」
太秦広隆寺駅から近い。
無料駐車場あり。ほぼお隣が東映太秦映画村。
楼門をくぐり、ずっと参道。お寺はそこそこ広く長い。
個人的にすっごい伽藍のお寺というより、静かで仏像が魅力的なお寺って感じ。人は少なかった。
仏像は日本一美しいとされる「弥勒菩薩半跏思惟像」他たくさん。
太秦映画村の帰りに寄った。
今ほど外国人観光客が少ない時代だったこともあり参拝者は少ない。私も仏像に詳しくなかった時なので(今もよくわからんけど)、静かで派手さはない当寺は特に思いれなかったな。今考えたらもったいないな。
今行ったら当時とは見方が違うので、また行きたいです。
弥勒菩薩が美しすぎて抱き着いたら指が折れちゃった!!
と言う昔話があった広隆寺です。
京都大学生だったらしいですが、真相は
「実物を見た時"これが本物なのか"と感じた。期待外れだった。金箔が貼ってあると聞いていたが、貼られておらず、木目が出ており、埃もたまっていた。監視人がいなかったので、いたずら心で触れてしまったが、あの時の心理は今でも説明できない」と言ってたらしいですよ。
バカでしょ、こいつ。
折れた指は拾い集めた断片をつないで復元されており、肉眼では折損箇所を判別することは不可能なんですって。
2004年の写真です。もう、お堂を撮るという概念はこの頃には無く、気になった部分だけを写すという(苦笑)
ですのでちゃんとした写真はありません。子供のころから何度かこちらには参りましたが、それこそあの事件じゃないですが普通に手の届くところに菩薩さまはいらっしゃいました。
今回こちらに来て、奥まった位置に鎮座されているだけでなく前に小さな畳のような段が出来ていて、靴を脱ごうと座ると、そこに腰掛けるな。靴を脱いでそこに正座して拝めと、えらく高飛車なおっさんがいましてね。
座れないから無理だと言ってるのに座れと怒鳴るんですよ。
多分、もう居ないだろうと思うんですが・・・。
お坊様では無かったです。世話役か何かでしょう。
せっかくの弥勒様をじっくり拝顔せずに帰ってきましたよ。
このお寺は京都の成り立ちに大きく関わってくるお寺さんです。謎の多い秦氏ですが、その昔、京都は沼地が殆どだったらしいのですがそれを開拓していったのは秦氏で、今の京都の土場を作っただけでなく、「神社」と言うものを持ち込んだ一族でした。
それまでは神はあって祠もありましたが、今のような大々的な神社様式では無かったようですね。この辺りはまだ定かではないので何とも言えませんが・・・。
またここには京都三大奇祭「牛祭」と言うのがあるのですが、もう何十年もされていません。
元々10年おきに行われる深夜のお祭りでしたが「本物の牛が手に入らないから」と言う理由で行われていません。
それが理由なら何とでもなるだろうと思うのですが、実はその牛を世話する方(名前はあえて伏せますが)が決まっていたのですが、その方が他界されてからしていないようなのです。
その方でないと絶対にダメな理由があったのかもしれませんね。
もう一つの噂は、マダラ神に扮した方が命を落とすというお話。こちらは定かではありません。都市伝説的な噂ですので眉唾物。
でも、やりたがらないという話は聞きましたよ。
そんな謎の多いお寺さんです。
秘仏の聖徳太子のお召し物は天皇陛下がご即位をした折、着衣なさっていた装束なのだそうです。ですので天皇陛下が変わるごとに衣替えされるとか・・・。
この奥に八角堂がありますが撮影禁止です。
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