じょうしょうじ|日蓮宗|寂光山
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楽しみ方常照寺のお参りの記録一覧

京都市北区にあるお寺です。
桜や紅葉で有名なお寺で シーズンは大混雑なのですが 少し時期をずらすと落ち着いて参拝できます。
近くにある光悦寺と繋がりがある 日蓮宗のお寺です。
拝観をお願いすると まず本堂に案内され そこで10分ほどのお寺の紹介DVDを見ます。
登場するのが一人の女性 吉野太夫です。遊女でありながらこちらに山門を寄進しています。
そんなにお金を持っていた?結婚されていたんですね。
2代目吉野太夫は 文化や芸能に優れた絶世の美女でした。
1631年(江戸時代)に灰屋紹益(はいやしょうえき)という商人と26歳で結婚し 1643年に38歳という若さで亡くなりました。没後に灰屋紹益は茶室「遺芳庵」を寄進しています。
また 毎年4月に吉野太夫花供養が行われます。
吉野太夫を偲ぶ行事で 美しい衣装の太夫が鷹峰交差点から常照寺の本堂まで歩く 華やかな行事です。
本当に素敵な女性だったのでしょうね。
さてDVDはここまで。
境内には 茶室「遺芳庵」 常富大菩薩堂 (鎮守社) 鬼子母尊神堂 妙法龍神堂があります。
モミジの木が多くあり 紅葉の時期はとても見事だろうなぁと思いました。
外れに門があり ここをくぐって階段を少し下りると 白鳥池があり こちらには白鳥観音がいらっしゃいます。
紅葉の季節だと 写真を撮りながらゆっくり1時間ぐらいかけて巡りたい境内です。
ネット情報です。
山号は寂光山 宗旨は日蓮宗 ご本尊は三宝尊 創建年は元和2年(1616年) 開山は日乾 開基は本阿弥光瑳です。
江戸時代の芸術家である本阿弥光悦は 元和元年(1615年)に徳川家康により付近一帯の土地を与えられた。
『本阿弥行状記』によれば 当時は「辻斬り追い剥ぎ」の出没する物騒な地であったという。
翌 元和2年(1616年)に光悦とその養子・光瑳により「法華の鎮所」がこの地に建立された。
これが当寺の起源である。
元和5年(1619年)になり本格的にこの地に移り住んだ光悦は 一族や様々な工芸の職人とその家族ら100人以上を集住させて一大芸術村 いわゆる光悦村を作り上げた。
また自らの屋敷の近くに法華題目堂を建立している。
その法華題目堂は光悦の死後に光悦寺となっている。
寛永4年(1627年)に光瑳の招きによって日蓮宗の中興の祖日乾が「法華の鎮所」に入ると 日乾はこれを正式に寺院として整備して寂光山常照寺と名付け 学寮である檀林(鷹峰檀林)を開いた。
後の最盛期には大小30余りの堂宇が建ち並び 学僧200余人が学んでいたと記録が残る。
その頃には常照講寺とも呼ばれるようになっていた。

寺号の石柱 髭題目も

由緒書

山門までの参道

吉野門(山門)

帯塚

由緒書

井戸


本堂と庫裡

本堂

この先は書院かな

本堂横のお庭

枝垂れ桜



茶室「遺芳庵」

茶室って 畳の床だけだと思っていました 土間が半分以上

円窓の一番下の部分は切り取られていて完全な円にはならないように作られている

井戸でしょうか

開山廟

吉野太夫の墓

由縁


鬼子母神堂

内陣

扁額

常富大菩薩堂(鎮守社)

内陣

扁額

妙法龍神社

扁額

祠

白馬池由縁

お堂前

紅葉がきれいなのが分かります

この門をくぐって 石段を下ります

細い階段を下ります

池に到着

白鳥池の碑

白鳥観音

京都洛北 常照常に参拝

京都洛北 常照寺に参拝

京都洛北 常照寺に参拝 吉野門

京都洛北 常照寺に参拝

京都洛北 常照寺に参拝

京都洛北 常照寺に参拝 吉野大夫の窓

【寂光山(じゃっこうざん)常照寺(じょうしょうじ)】
本尊:三宝尊
宗派:日蓮宗
開基:本阿弥光瑳(ほんあみこうさ)
常照寺は、京都府京都市北区鷹峯に位置します。常照寺は、1615(元和元)年、本阿弥光悦が徳川家康から土地を賜ってこの地に光悦の子 本阿弥光瑳と「法華の鎮所」を建立したのがはじまりとされます。
1627(寛永4)年、光瑳の招きにより、日蓮宗の中興の祖 日乾(にっけん)が「法華の鎮所」に入り、正式に寺院として整備しています。
1628(寛永5)年、日乾に帰依していた芸姑 2代目吉野太夫より山門(吉野門)が寄進されています。お墓もあり、吉野太夫ゆかりの寺院となっています。

【山門(吉野門)】

【山門(吉野門)】

【帯塚】

【本堂】

【手水鉢】

【本堂 扁額】






【鬼子母尊神堂】


【鬼子母尊神堂 扁額】

【常富大菩薩堂】

【常富大菩薩堂 扁額】

【妙法龍神堂】

【茶室「遺芳庵」】

【吉野窓】
吉野太夫が好んだことから吉野窓といわれます。円の一番下の部分は切り取られており、完全な円にはならないように作られています。

【吉野太夫の墓】

【開山廟】
日乾の墓。

【比翼塚】

【門(白馬観音)】


【白馬観音】



【御朱印】

鷹峯の常照寺を参拝。入口の山門は吉野太夫寄進の門。紅葉の季節は大変キレイの様子。御朱印は直接書き込みでいただきました。

吉野太夫寄進の山門(赤門)通称吉野門

本堂


吉野太夫の墓

開山廟

鬼子母尊神堂

帯塚

帯塚アップ
観光ピークも過ぎ、落ち着いてきたところでのんびり鷹峯の紅葉を見に。
とりあえず常照寺さんとこ。
吉野太夫の「吉野窓」
完全な円は悟りを表すのに対し「未だ悟りには至らぬ」ということでわざと少しだけ欠けている。
御朱印。日蓮宗はこのヒゲ文字がミソ。
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