とうぼくいん|時宗|雲水山
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楽しみ方東北院のお参りの記録一覧

京都市左京区南部散策。真如堂から平安時代に創建された東北院へ向かいましたが閉門しており門前で写真をとっているとご住職が横切り中にいれてもらいました(^o^)
御朱印だけでなく、東北院や和泉式部についていろいろお話聞くことができました。
藤原道長建立の法成寺の鬼門にあたる東北の方角に東北院を建立。法成寺は現存しておらず当時は現在の廬山寺辺りにあった様です。和泉式部は娘が亡くなったあと東北院の境内に小さなお堂を作って晩生を過ごした。その後、お堂は別の場所に。(→これは多分、新京極にある「誠心院」)。
和泉式部が東北院に「軒端の梅」を植えたがその梅とされるものが現在も境内にあり、実際に歴史を感じさせる高樹齢で枯れかけている幹と新しい幹がはえたりしている梅の木を拝見。御朱印は、和泉式部と巳年限定の宇賀神の御朱印をいただきました。いっしょに和泉式部の家系図もいただきました。歴史を感じることのできる寺院でとても充実したお参りでした(^_^)
山号:雲水山
院号:東北院
宗派:時宗
本尊:弁財天
創建年:長元3年(1030年)
開基:上東門院
別称:法成寺東北院
法成寺三昧堂(常行堂)

御朱印

御朱印





東北院様は真正極楽寺様の移転と共に移られた迎稱寺様、大興寺様、極楽寺様と並ばれていて四軒寺と総称されているそうです。
東北院様は藤原道長の死後に娘の彰子が菩提を弔う為に、道長が建立した藤原摂関家隆盛のシンボル「法成寺」の東北の方角に建立したのが始まりです。
また謡曲「東北」でも名を馳せておられ、境内には和泉式部が植えた「軒端の梅」があります。
和泉式部は
むめの香を 君によそへて みるからに
花のをりしる 身ともなるかな
と「軒端の梅」(梅の香を好んだ恋人)を詠んだ歌も残しています(´ー`)
この日は山門に柵がしてあったので、外から手を合わせさせて頂きました(-人-)





京都市左京区にあるお寺です。真正極楽寺の近くにあります。
掲示板に御朱印が飾られていましたし 山門が開いていたので 境内に入って呼び鈴を押してみました。幸いにもご住職がおられ 御朱印を拝受できました。
また お寺の由緒などについて30分以上もお話いただきました。
境内には和泉式部が植えたとされる「軒端の梅」があります。
ただ 枯死した幹があったりしますので 時代を鑑みれば 3代目あたりになるそうです。
こういう体験 なかなかできません。とっても有り難かったです。
これだから観光寺院ではないお寺巡りはやめられません。
山号は雲水山 院号は東北院 宗旨は時宗 ご本尊は弁財天 創建年は長元3年(1030年) 開基は上東門院です。
由緒については HPにも載っていましたが こちらはウィキペディアから借稿しました。
藤原道長の没後 道長の娘である国母上東門院(藤原彰子)の発願によって道長建立の法成寺東北の一郭に常行三昧堂として建立された。
上東門院は東北院を建てた後 晩年ここを在所としたため 別称を東北院ともいう。
法成寺の区域の東北にあったこと また上東門院の母である源倫子が建立した常行三昧堂が法成寺の区域の西北にあって「西北院」と呼ばれていたことにちなみ こちらは「東北院」と称せられた。
こちらの東北院さん 何度も火災によって焼失しています。
承安元年(1171年)の火災 応仁の乱の戦火 元亀元年(1570年)の戦火 元禄5年(1692年)の火災 何度も復興を遂げているのは由緒あるお寺だからこそですね。
近くの時宗のお寺と同じで 真如堂などとともに移転を命ぜられて現在地に移っています。

御朱印に期待

山門は開いていました

縁起

軒端の梅


庫裏

本堂

中が見えます


瓦がおもしろい


雲井水


碑



由縁
藤原道長が自身のために建立した寺院・法成寺。
その法成寺の東北側に、道長の没後、その娘によって建立されたことから東北院と呼ぶ。
道長の法成寺は応仁の乱以降の戦火によってたびたび焼失。
東北院は現在の地に移されたが、法成寺は応仁の頃には既に廃寺同然だったと伝えられている。
ここは能・謡曲「東北」に歌われている「軒端の梅」がある。
伝承では和泉式部が植えた梅、ということになっているが和泉式部がいたのは戦火で移転する以前の東北院であり、現在の梅の樹はそれとは別の樹とのこと。
ただ、車が停められてはいるものの、建屋自体は手入れされている様子がなく、パッと見廃寺のようであるのだが・・・現在の管理がどうなっているのかについては不明。
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