寂光寺のお参りの記録一覧

京都府 東山駅

京都市左京区にあるお寺です。
東大路通と仁王門通の交わった所のすぐ奥にあります。
山門にはPと書かれた看板があり　境内が駐車場になっていることが分かります。
石柱の奥には　待望の京都市作成の由緒書の看板があります。
この看板があるお寺を調べると　必ず由緒が出てきます。
小さなお寺巡りならではの　観光寺巡りでは味わえない満足感が得られます。
こちら　囲碁の世界では有名なお寺でした。
織田信長から「名人」の名を贈られた日海は、豊臣秀吉や徳川家康に碁を教えたそうです。
囲碁については全く知識がありませんので分かりませんが　その世界の方には聖地のようなお寺なのでしょう。

山号は妙泉山 ← 空中山　宗旨宗派は顕本法華宗　寺格は本山　ご本尊は三宝尊　創建年は1578年（天正6年）　開山は日淵です。

由緒については
日淵は室町近衛に久遠院を建立し　その後　京極二条に移し　空中山寂光寺と称した。
日淵は安土宗論に参加するが　敗者とされた。
その後　日淵は弟子の教育に力を注ぎ　名僧・日海を輩出し法華宗の発展に大きく寄与することとなった。
日海は塔頭の本因坊に住み　後に本因坊算砂と号した。
当時　碁技に優れ　敵手無く　織田信長から名人と称揚された。
以降　本因坊の名称は碁界家元の地位をもち　襲名継承される様になった。
なお　本因坊道策の時に寂光寺から江戸に移った。
近年　妙泉山寂光寺と改称した。
とありました。
塔頭については分かりませんでした。

囲碁本因坊の寺

御本尊 本門寿量十界大曼荼羅

山門に「碁道　本因坊　元祖之道場」の看板

囲碁の称号「本因坊」の起源のお寺さんでした😊

当時の住職さん
二世の日海は、本因坊算砂(さんさ)と言われ碁では敵なしした。織田信長から｢名人｣の名を贈られ、豊臣秀吉、徳川家康に碁を教えられたそうです。すごい👏👏👏✨

プロ棋士さんもよくお参りに来られてるので、写真とかありました。

囲碁上達御守も拝受出来ます。

日蓮聖人門下京都十六本山。本満寺を総本山とする顕本法華宗の本山。同じ左京区なれど距離が・・・😅住職ご夫婦に妙満寺から歩いてきたと伝えると驚かれました（約7km）😆

【過去履歴】平成29年08月18日

洛中法華21ヶ寺
天正6年、久遠院日淵が京都近衛町に建立。天正18年、豊臣秀吉の代に聚楽第を建てるために寺禄を山城愛宕郡一乗寺村に賜り、寺町通竹屋町に移った。

平成２６年７月５日（土）
京都・金戒光明寺の「朝がゆの会」に参加し、その後は東山を散策。
金戒光明寺（朝がゆの会）→真如堂→（京菜家できつねうどん）→粟田神社→尊勝院→青蓮院門跡→（光秀首塚）→満足稲荷神社→瑞泉寺→岬神社

京都市左京区の寂光寺

外からしか眺めていないのでお参りと言う形はしていませんが、
メモとして・・・。

囲碁の好きな方なら事前に予約を入れると貴重な碁盤や墓石を見せていただけるそうです。
日本の囲碁界の発展を支えてきた名人の歴史を持つお寺なんだそうです。

戦国時代頃の伝説の碁打ち、棋聖「初代本因坊」日海上人のお寺。
当時この日海が本因坊、という寺内の施設に居を構えていたことから「本因坊算砂」と称した。
この本因坊算砂に囲碁で敵う者がなく、織田信長からは名人の称号を与えられ、秀吉・家康にも碁の指導を行った。
以降「本因坊」は碁の名人を指す称号として使われるようになった。

境内には、この本因坊が江戸に拠点を変えるまでの初代～４代目本因坊の墓がある。