ぜんりんじ(えいかんどう)
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禅林寺(永観堂)のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年12月16日(月)
参拝:2024年11月吉日
【聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)無量寿院(むりょうじゅいん)禅林寺(ぜんりんじ)】
本尊:阿弥陀如来
宗派:浄土宗西山禅林寺派
開山:真紹(しんしょう)
~『百寺巡礼』五木寛之氏が選んだ百の名刹 第86番~
永観堂(えいかんどう)は、京都市左京区永観堂町に位置する。正式には聖衆來迎山無量壽院禪林寺と称する。永観堂の開山は、弘法大師空海の十哲と呼ばれる高弟のひとりで、真紹という真言宗の僧といわれる。真紹は、高野山が都からかなり離れているので、都の近くに小さな道場を建てようと考え、その願いを第56代 清和天皇(858-876)が聞きいれて、863(貞観5)年に、禅林寺という寺名を与えたといわれている。
その後、平安後期になって、第7代の住持として、永観(ようかん)がやってくる。永観は、11歳で禅林寺にはいり、東大寺で受戒、三論宗や法相宗などを学んでいたが、18歳のころから、当時の社会に広がっていた浄土教の影響を受け念仏信仰の道にはいっている。その後、光明山に引きこもって隠遁生活を送り、1072(延久4)年にふたたび禅林寺にもどっている。永観は、源信が示した観想念仏(頭の中に浄土をイメージする)を一歩進め、念仏を唱えることによって、すべての人々は誰でも極楽浄土で再生でき、悟りを開くことができるという称名念仏を説いた。永観の念仏の教えは、その後に登場する法然へと引きつがれていく。
第12代の住持、静遍(じょうへん)のころ、真言宗だった永観堂は、法然を宗祖とする浄土宗に変わっている。
~『百寺巡礼 第九巻 京都Ⅱ』五木寛之(講談社、2005)~
南禅寺からもみじの永観堂へ。もみじにつつまれた境内は人でいっぱいでした。
本尊:阿弥陀如来
宗派:浄土宗西山禅林寺派
開山:真紹(しんしょう)
~『百寺巡礼』五木寛之氏が選んだ百の名刹 第86番~
永観堂(えいかんどう)は、京都市左京区永観堂町に位置する。正式には聖衆來迎山無量壽院禪林寺と称する。永観堂の開山は、弘法大師空海の十哲と呼ばれる高弟のひとりで、真紹という真言宗の僧といわれる。真紹は、高野山が都からかなり離れているので、都の近くに小さな道場を建てようと考え、その願いを第56代 清和天皇(858-876)が聞きいれて、863(貞観5)年に、禅林寺という寺名を与えたといわれている。
その後、平安後期になって、第7代の住持として、永観(ようかん)がやってくる。永観は、11歳で禅林寺にはいり、東大寺で受戒、三論宗や法相宗などを学んでいたが、18歳のころから、当時の社会に広がっていた浄土教の影響を受け念仏信仰の道にはいっている。その後、光明山に引きこもって隠遁生活を送り、1072(延久4)年にふたたび禅林寺にもどっている。永観は、源信が示した観想念仏(頭の中に浄土をイメージする)を一歩進め、念仏を唱えることによって、すべての人々は誰でも極楽浄土で再生でき、悟りを開くことができるという称名念仏を説いた。永観の念仏の教えは、その後に登場する法然へと引きつがれていく。
第12代の住持、静遍(じょうへん)のころ、真言宗だった永観堂は、法然を宗祖とする浄土宗に変わっている。
~『百寺巡礼 第九巻 京都Ⅱ』五木寛之(講談社、2005)~
南禅寺からもみじの永観堂へ。もみじにつつまれた境内は人でいっぱいでした。
【多宝塔】
【唐門】
【阿弥陀堂】
~永観堂でもっとも有名なのは、このなかに安置されている本尊の阿弥陀如来像だ。なにも知らずにこの像を拝した人は、これはいったいどういうことなのか、と困惑するにちがいない。須弥壇の正面に立っても、そこからは阿弥陀如来のお顔を拝むことができないのである。
なぜなら、阿弥陀如来がまるで顔をそむけるかのように、向かって右側に大きく首を曲げているからだ。
これが有名な永観堂の「みかえり阿弥陀」である。じつは、この阿弥陀如来像は、顔をそむけているわけではなく、うしろをふり返っているらしい。
わずかに肩を傾けて、自然な感じでふり返っていらっしゃる。真正面から見たときに阿弥陀如来のお顔がよく見えないところが、かえってありがたみを増しているようだ。~
須弥壇の右の側面にまわると、阿弥陀像のお顔と対面できます。阿弥陀像が向いた先に、永観の像が安置されています。
~永観堂でもっとも有名なのは、このなかに安置されている本尊の阿弥陀如来像だ。なにも知らずにこの像を拝した人は、これはいったいどういうことなのか、と困惑するにちがいない。須弥壇の正面に立っても、そこからは阿弥陀如来のお顔を拝むことができないのである。
なぜなら、阿弥陀如来がまるで顔をそむけるかのように、向かって右側に大きく首を曲げているからだ。
これが有名な永観堂の「みかえり阿弥陀」である。じつは、この阿弥陀如来像は、顔をそむけているわけではなく、うしろをふり返っているらしい。
わずかに肩を傾けて、自然な感じでふり返っていらっしゃる。真正面から見たときに阿弥陀如来のお顔がよく見えないところが、かえってありがたみを増しているようだ。~
須弥壇の右の側面にまわると、阿弥陀像のお顔と対面できます。阿弥陀像が向いた先に、永観の像が安置されています。
【鐘楼】
【やすらぎ観音】
【御影堂】
【開山堂】
【多宝塔から見る画仙堂】
【画仙堂】
【放生池】
【弁天社】
【多宝塔】
【御朱印】
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