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新長谷寺のお参りの記録(1回目)
京都府蹴上駅

投稿日:2019年06月07日(金) 14時28分11秒
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洛陽三十三所観音霊場五番札所。天台宗。
十一面観音菩薩。

平安時代初期、陽成天皇の時代に、越前守藤原高房が西国に赴く途中、一人の漁師が大亀を殺そうとしている所に出くわし、これを助けた。翌朝航海中に海が荒れ、子供が海に転落。救助不能な嵐の中、昨日の大亀が子供を背中に乗せて現れ、子供は助けられた。

時を経て、その時の子が中納言藤原山蔭となり、妻と一子の家庭を築くも妻が病死、後妻を迎える。しかし後妻は先妻との子が疎ましくなり、太宰府長官赴任の船旅中に子供を海に突き落とす。悲嘆にくれた山蔭がその子を探していると、以前自分を助けてくれた大亀がその子をも救ってくれた。

山蔭は、二度までも救ってくれた大亀は観音様のご加護だと感謝し、奈良は長谷寺の十一面観音像を模造。八尺の大像を前立として吉田山の麓の邸宅に新長谷寺を建立しました。

ただし新長谷寺は明治の廃仏毀釈により廃寺となり、本尊である十一面観音像は真如堂に移設。現在に至ります。

あくまでもお寺としては真如堂とは別のお寺なのですが、管理住職不在寺のため、御朱印は真如堂にてお受け頂けます。
新長谷寺の本殿・本堂
新長谷寺の御朱印

すてき

みんなのコメント2件)

garugaruホトカミサポーター

「亀に助けられて」と言う下りに話って案外多いんだなって思ってたんですが、大阪茨木の総持寺にある亀に乗った観音像に同じエピソードがありましたよ。こちらでは、
「息子の山陰が遺志を継ぎ、仏師を探すため、長谷寺へ籠もり祈願。ある朝、観音様のお告げで童子姿の仏師に仏像の作成を依頼すると、「仏様を彫刻する千日の間は誰もこの仏舎に入らぬ事。また、山蔭卿自身で私の食事を作ること」を申し付けられました。
そして千日目の朝、童子(長谷観音の化身)は空に飛び立っていきました。驚いて中に入ってみると、亀の背に千手観音像が立っており、その前には千日間の食事をお供えしてあったそうです。」と続くようですが。

2019年06月07日(金) 14時38分36秒

流石に人生で二度もカメに助けられたもんだからあちこちで色々言うて回ったんでしょうねえ。
_(:3」∠)_

2019年06月07日(金) 15時10分03秒
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