くまのにゃくおうじじんじゃ
熊野若王子神社のお参りの記録一覧(3ページ目)
哲学の道を歩く。東山中学校・高校を過ぎて、禅林寺を過ぎ、勾配になった道を右手に折れる。若王子神社という社が見えてくる。『平清盛』で悪の限りを尽くした、あの後白河院がはるばる熊野より権現を勧請したものでもある。境内を出ると、「新島襄・八重の墓」と書かれた看板を見ることができる。神社の背後にあるのは、若王子山というところで、かなり急坂な山道を登ってゆく。
#熊野若王子神社 #京洛東那智
ご祭神はクニトコタチの神、イザナギの神、イザナミの神、アマテラス皇大神。
#天照皇大神
古事記で、イザナギの神はアマテラス大御神ら三貴子にそれぞれの支配領域を与え、統治を命じる。しかしスサノオの命は母恋しさに泣き喚き、怒ったイザナギの神から勘当される。
「姉上に一言いとまを告げに行かなければ」と、天地を鳴動させながら”たかまのはら”を目指すスサノオの命に対し、襲撃を予感した大御神は完全武装で自ら迎え撃つ。
このとき大御神は、威嚇のつもりだろうか、よく分からない動作をする。その描写に関し、異なる2パターンの訳を目にした。
1つは、両足が付け根まで完全に地面に沈むほど深く、大地を踏み抜いたとする。日本海側では冬によく目にする光景だ。冬期間ずっと雪が降り続くので、太陽よりもよっぽど拝める機会が多い。
いま1つは、両足で交互に地面を力強く蹴ったとする。要するに、相撲の四股(しこ)だ。
個人的には、四股だと思う。相撲は元来、神事だと聞いたことがある。どちらにせよ、ちょっと想像したくないが。
「哲学の道」の南の終点に建つ社で、哲学の道散策記念絵馬がある。
神社から延びる道をそのまま上がっていくと同志社大学墓地があり、そこに大河ドラマで有名になった「新島襄・八重の墓」があるが、そこ自体はあくまでも同志社大学の墓地であり観光のための場所ではないのだが、一般の方もお参りすることができる。
また、社の裏山が桜花苑になっており、春には桜を楽しむことができる。
入口。
本殿。
新島襄・八重の墓への案内板。
山中にある同志社大学墓地内の新島襄と八重の墓。
近所の猫さんたちの身元引受人でもあります。
もう片方の裏山は桜花苑。
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