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あんしょうじ|高野山真言宗吉祥山

安祥寺のお参りの記録一覧
京都府 山科駅

くるくるきよせん
くるくるきよせん
2024年11月13日(水)
2193投稿

京都市山科区にあるお寺です。特別拝観の時期でしたのでお参りしました。
令和元年に春の「京都非公開文化財特別公開」の一環として 本尊の十一面観音立像が初めて一般公開されて以来 一般公開を行うために寺観の整備が進められたそうです。
特別拝観といっても年に何日というのではなく そこそこ拝観できる日がありました。
JR山科駅から15分ほど歩きました。少し山手に上がってきているので街の音は聞こえず静かにお参りできます。
本堂の観音堂だけでなく地蔵堂や大師堂も立派な建物でした。
本坊のお庭 五智遍明庭(ごちへんみょうてい)は今年の5月に作庭されたばかりのようです。
納経所の横には「せむい」という寺菓房がありますが こちらも今年の3月にオープンしたばかりでした。
国宝の木造五智如来坐像を有しますが もともと多宝塔に安置されていたものの京都国立博物館に寄託されていて 多宝塔は明治39年に焼失しましたが難を逃れたそうです。
とても古い歴史のあるお寺ですが 応仁の乱で焼失して廃寺になっていた過去をもちます。

山号は吉祥山 院号は宝塔院 宗旨宗派は高野山真言宗 ご本尊は十一面観音(重要文化財) 創建年は嘉祥元年(848年) 開山は恵運 開基は五条后(藤原順子) 中興年は慶長18年(1613年) 中興は政遍です。
由緒については
嘉祥元年(848年)に 仁明天皇女御で文徳天皇の母・五条后(藤原順子)の発願によって 恵運(入唐僧)が唐の長安にある青龍寺より青龍権現を請来して鎮守とし 創建された。
安祥寺には醍醐寺同様 裏の山にある「上寺」と麓にある「下寺」が存在した。
この2寺の詳細な成立時期はよく分かっていない。
先に僧侶の修行場としてすでに「上寺」があり その後恵運に帰依した五条后によって「下寺」が建立されたという説が有力である。
恵運が貞観9年(867年)に作成した「安祥寺伽藍縁起資財帳」(現在は東寺蔵)によると 上寺には礼仏堂と五大堂とから成る堂院・東西僧房・庫裏・浴堂などの施設が 下寺には約2万平方メートルの寺域内に塔・仏堂・僧坊・楼門などがあったとされる。
また 塔頭の坊舎が七百余宇もあったという。
しかし 五条后が死去した後は朝廷の庇護を失って次第に衰微していったようで  『小右記』ではすでに上寺に行く道が非常に荒れていることが記述されている。
平安時代後期にこの寺に入った第11世宗意律師は上寺はそのままとし 下寺の復興を図っている。
その他 宗意は「安祥寺流」を創流して諸高僧が相続いて董席して弘法大師嫡流として相承されていく。
すでに荒廃した上寺に加え 応仁の乱により下寺も兵火に掛かって焼失し 当寺は完全に廃寺となってしまった。
徳川家康より深い帰依を受けていた第28世政遍は 衰頽の現状と復興を家康に上訴して慶長18年(1613年)にかつての境内地の大半を安堵されて再興を果たした。
とありました。

安祥寺(京都府)

特別拝観の予定

安祥寺(京都府)

右手が山門

安祥寺(京都府)

寺標

安祥寺(京都府)

本堂に続く階段

安祥寺(京都府)

本堂・観音堂

安祥寺(京都府)

由緒書

安祥寺(京都府)

多宝塔跡

安祥寺(京都府)

地蔵堂

安祥寺(京都府)

大師堂

安祥寺(京都府)

鐘楼

安祥寺(京都府)

本坊

安祥寺(京都府)

本坊庭

安祥寺(京都府)
安祥寺(京都府)

五智遍明庭(ごちへんみょうてい)

安祥寺(京都府)
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nomuten
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2022年05月21日(土)
1059投稿

5/2に続き今回も京都市内の寺院巡りです。
併せて、京都国博で開催中(4/12~5/22)の「最澄と天台宗のすべて」展に行きました。
先ず1寺目は、京都市山科区に在る吉祥山 寳塔院 安祥寺です。
高野山真言宗で、本尊は十一面観音(重文)。
こちらの多宝塔は1906年に焼失、元々塔内に安置されていた五智如来像5躯はその時京都国博に寄託されていて難を逃れ、2019年に国宝に指定。そのまま現在も京都国博に寄託されています。(以前に京都国博で拝観しました。)
この寺院は2018年まで非公開でしたが(ご住職が高齢で対応が難しいとの理由、2017年から現ご住職に替わられた。)、現在は春と秋に数日間拝観出来ます。この春は5/14~15、6/25~26です。

848年に仁明天皇の皇后の藤原順子の発願により、空海の孫弟子の恵運僧都が創建。山側の「上寺」と麓側の「下寺」にそれぞれ伽藍を備える大寺院であったが、平安時代後期には衰え、応仁・文明の乱により殆どの堂宇を焼失し荒廃。江戸時代に入り再建されました。(現在の建物は江戸時代以降)

駐車場がありませんので、JR山科/京阪山科駅の近くのコインパーキングに停めました。北へ約500mですが坂道です。琵琶湖疏水に架かる橋を渡ると山門は無くフェンスが開けられ、パイプテントが張られて受付の方がいらっしゃいました。(直ぐ横は庫裏へ行く薬医門)拝観料(500円)を納めて境内に。境内はそれなりに手が入れられ整然としています。これからどんどん整備されていくのでしょう。
正面に観音堂(本堂)、手を合わせてから堂内に。真ん中の大きな厨子に十一面観音立像、厨子の両脇に2躯ずつ四天王像。十一面観音立像は高さ約252cm、奈良時代の作。メタリック感ありで、奈良·薬師寺の薬師三尊像と同じく金銅仏かなと思いましたが、よく観ると木造です。張りのある胸にくびれた腰で、すらっとしたプロポーション、とても素敵な仏像です。
四天王像は平安時代前期の作、余り威圧感の無い可愛らしい感じでした。
観音堂の裏側の奥には青龍社、その右奥には焼失した多宝塔跡。下ると地蔵堂、大師堂。小さな池があって弁天社。これで1周します(拝観順路)。
戻って薬医門をくぐると鐘楼と庫裏があります。御朱印帳が一杯でしたので御朱印帳を購入して(2000円)、御朱印を頂きました。

こちらを後にして、東山区の京都国博へ行って
「最澄と天台宗のすべて」展を観ました。

安祥寺の御朱印

御朱印

安祥寺の本殿

観音堂(本堂)

安祥寺の仏像

本尊·十一面観音(ネットから転載)

安祥寺(京都府)
安祥寺の仏像
安祥寺(京都府)

地蔵堂

安祥寺(京都府)

大師堂

安祥寺の末社

弁天社

安祥寺の末社

青龍社

安祥寺の建物その他

多宝塔跡

安祥寺の建物その他
安祥寺(京都府)

薬医門

安祥寺の建物その他

庫裏

安祥寺の建物その他

鐘楼

安祥寺の御朱印帳

購入した御朱印帳

安祥寺の建物その他

以降は寺院には関係ありませんが。

安祥寺(京都府)
安祥寺(京都府)

展示会館内で唯一撮影が許されたもの

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bluecloud0711
bluecloud0711
2021年11月14日(日)
964投稿

参拝の記録です。

安祥寺の御朱印

御朱印です。

安祥寺の御朱印

御朱印です。

安祥寺の本殿
安祥寺の本殿
安祥寺の本殿
安祥寺の本殿
安祥寺の建物その他
安祥寺の鳥居
安祥寺(京都府)
安祥寺の自然
安祥寺の建物その他
安祥寺の自然
安祥寺の自然
安祥寺(京都府)
安祥寺の建物その他

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺の建物その他

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺の建物その他

夜間特別公開のライトアップの様子です

安祥寺(京都府)

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺の建物その他

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺(京都府)

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺の建物その他

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺(京都府)

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺の本殿

夜間特別公開のライトアップの様子です。

安祥寺(京都府)
安祥寺(京都府)
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