藤森神社のお参りの記録(1回目)
京都府墨染駅

#藤森神社

ご祭神はスサノオの命、ワケイカズチの命、ヤマトタケルの尊、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、タケノウチノスクネ、歴史上の皇族5座。

#日本武尊

古事記では倭建命、小碓命、倭男具那命。日本書紀では日本武尊、小碓尊。古事記・日本書紀とも、第12代・景行天皇と皇后イナビノオオイラツメの御子とする。

ヤマトタケルの尊はどうも、吉備の国（岡山県および広島県東部）と関係が深いようだ。
備中の吉備津神社（岡山市）や備後の吉備津神社（福山市）では、オオキビツヒコの命やワカタケキビツヒコの命が祀られている。彼らは第7代・孝霊天皇の皇子にあたる異母兄弟で、古事記によれば共に吉備の国を平定した。また、弟のワカタケキビツヒコの命はイナビノオオイラツメの父とある。
日本書紀によれば、ヤマトタケルの尊が東海道を遠征する際、お供が3柱いた。うち1柱がキビタケヒコ。備中の吉備津神社のご祭神にも含まれ、あちらによればワカタケキビツヒコの命の御子。よってヤマトタケルの尊の叔父だ。焼津神社（静岡県焼津市）では、ヤマトタケルの尊と従者3柱の計4座がご祭神。
さらに日本書紀には、ヤマトタケルの尊の妃の1人キビアナトノタケヒメは、キビタケヒコの娘とある。ヤマトタケルの尊から見れば、従姉妹にあたる。