千喜万悦天満宮

京都府 五条（京都市営）駅

京都市下京区にある神社です。
五条通沿いにあり　境内は広くないですがよく目立つ神社です。
境内奥に西念寺というお寺がありますが　神宮寺でもなく　こちらが境内社というわけでもありません。
千喜万悦天満宮が西念寺の西門前に遷座されたのです。
天満宮らしく合格祈願の幟がたっていました。
そろそろ受験シーズン？いやまだちょっと早いですけどね。

ネット情報です。
この地は　平安時代の源融(822-895)の邸宅河原院跡とされます。
徳川幕府/豊臣秀吉の本願寺領設置に伴い　現在地に本願寺3末寺があり　広い境内を有していました。
1868年以後　神仏分離令後の廃仏毀釈により　伽藍・墓地以外を没収され官有地になりました。
1943年　戦時建物疎開による五条通拡幅工事に際し　3日間で伽藍・墓地なども破却され　寺域は4分の1に減じました。
1945年以降　戦後に西念寺の仮本堂・書院が再建され　破却された千喜満悦天満宮が遷宮されました。

すみません　過去参拝の記録です。
写真の整理をしていたら出てきました。
半年も前のものですがアップします。

千喜万悦天満宮（せんきまんえつてんまんぐう）は起源が明確ではありません。
1945年（昭和20年）五条通の拡張工事により　西念寺門前の現在の場所に移りました。
なお千喜万悦天満宮は899年（昌泰2年）菅原道真が宇多天皇から右大臣に任じられた慶事の様子を道真が描かせた絵図がご神体だそうです。
千喜万悦天満宮の「千喜万悦」は「千万は無量」という意味の語呂合わせの当て字で　これ以上ない喜びを表します。

宗仙寺さんから五条通りに歩いていくと石鳥居と天満宮の幟が見つけられます。戦時中の五条通り拡張に伴い社殿・神域とも取り壊されたとのことで・・・😥今は西念寺さん境内に小さな祠となっておりました。御朱印は西念寺さんにて。