ほつみさきじ|真言宗豊山派|室戸山(むろとざん)
最御崎寺へのアクセス・駐車場
住所 | 高知県室戸市室戸岬町4058-1 |
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行き方 | 高知東部交通 「室戸岬」下車 (0.9km)
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駐車場 | 普通37台(無料)、最御崎寺遍路センター前(普通200円) |
参拝時間 | 7:00〜17:00 |
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電話番号 | 0887-23-0024 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
駐車場に関する投稿
室戸岬御来光一人旅にて、大晦日の夕方近くに徳島県の二十三番札所薬王寺をお参りし、日和佐の町のなんとも言えない、のどかな美しい風景に心洗われ、また喧騒の中の孤独を感じたままで県境を越えて高知県に入りました。
詳細は省略しますが大晦日に日帰り入浴で利用しようと思っていた、宍喰の道の駅にあるホテルリヴィエラ宍喰のお風呂がポンプ故障とのことで利用できず、お風呂を諦めざるを得なくなってしまい、そのまま夕飯を済ませ、室戸岬近くの車中泊場所に早々に行きました。
そこで日付が変わって新年を迎え、あけおめメールを知人に送ってから仮眠。
5時半に起床して岬近くの、海洋深層水スパ「シレスト室戸」近くに移動。そこで目標の一つである新年の御来光を拝みました😊
その後、シレスト室戸でお風呂に入り(気持ちよかった)室戸岬先端にある二十四番札所「室戸山 明星院 最御崎寺」をお参りしました。
車で室戸岬先端を西に回りこみ室戸スカイラインに入ります。
この入口の交差点が何ともビミョーな作りでよく見て進行しないと事故しそうな気がします!
室戸スカイラインのつづら折りの道を上がっていくと右側に最御崎寺の駐車場があります。
車を止めてから緩やかな坂道を5分ほど登っていくと最御崎寺が左手にあります。
もう少し先に進んだ「最御崎寺へんろセンター」にも駐車場があり、そこからもお寺に行けますが、駐車場が有料みたいです。
山門をくぐって正面の少し奥に本堂が見えます。
元旦だからなのかクレープ屋さんともう一台のキッチンカーが敷地内に止まっていました。
左手に鐘石と言う大きな岩が置いてあり、その窪みを石で叩くと澄んだ金属音がします。
その先右手に鐘楼堂と多宝塔があり、更に進むと本堂です。
かなり大きな本堂で、緑の木々に守られた厳かな本堂です。
807年に嵯峨天皇の勅命で室戸岬を訪れた弘法大師が、虚空蔵菩薩を彫ってこのお寺を開いたそうです。
このお寺は地元の人達からは東寺と呼ばれて親しまれているようです。
ちなみに西寺もありまして、少し西にある二十六番札所の金剛頂寺がそれに当たります。
大師堂は先述の鐘石の近くにあります。
室戸岬は弘法大師が修行で悟りを開いた場所なので大師とは浅からぬ縁のある場所だったのですね。
ご納経をいただいた後で山門をくぐり退出し、駐車場とは反対方向の左にむくと程なく室戸岬灯台があります。
ここからの風景は息を飲むような広大な海が広がり海と地球の広さを実感させられます。
波打ちよせる岸辺から水平線までどこを切り取っても美しいの一言です。
ここも離れたくない場所のひとつでした。
本当に美しいお寺でしたよ。
余談ですが先述のキッチンカーの所に地元のヤンチャそうな子供たちが数人集まっていてとても賑やかだったのが少し残念でした💦
しかもあろう事か、鐘石叩いていたら遠くでその子供たちが「あのハ○たオッサン、石叩いちょるわぁ」と大きな声でのたまうのです。
確かに頭髪がほんの少し薄くなってきて「ハ○てる」と言われるのは仕方ないのですが、元旦早々にとても複雑な気分にさせられたのは残念でした💦
この子達もあと30年か40年ほどしたら同じ頭になりますのにねぇ(笑)
駐車場に戻って室戸スカイラインの素晴らしい景色を見ながら室津の集落内にある二十五番札所津照寺へと車を向けました。
駐車場からお寺への道です
山門です。
正面奥に本堂です。
手前左側に鐘石が見えます
多宝塔です
室戸岬の初日の出。
美しい、ここまで来て良かったと思いました。
室戸岬灯台
海は広いですね
憧れの四国八十八霊場巡り4回目(4巡目ではないです)です。
いよいよ高知県に入りました。遠い遠い遠~い。自宅から4時間ほどかかりました。これから先は日帰り不可能だと思いました。
太平洋を臨む海岸線に沿って車を走らせます。
目指すは四国八十八霊場巡り 24番札所のお寺です。
海岸沿いから 看板が指す方向に右折すると 驚きの七曲り坂が見えます。
山腹を 山中を ではなく カーブする部分は陸橋っていうのか 宙に浮いて見えるのです。
ひゃ~ わざわざ車での参拝者のために道造ったのか~と思いました。高知県の皆様 ありがとうございます。
山頂までは行かず 途中に駐車場があり そこから徒歩5分ほどでした。
目の前の海は絶景です。さすが足摺岬 水平線の向こうは大海原です。
肝心のお寺はというと こんな山の上にこんなに立派な建物をどうやって建てた?という感じです。
境内に鐘石という大きな石が置いてあります。
石なんですが 小石で叩くと キーンというかコーンというか 金属を叩いたような音がします。
鐘楼が2基あったのも不思議でした。
1つは鐘楼堂になっており NHKの除夜の鐘放送で5度取り上げられたようです。
山号は室戸山 院号は明星院 宗旨は新義真言宗 宗派は真言宗豊山派 ご本尊は虚空蔵菩薩(秘仏) 創建年は(伝)大同2年(807年) 開基は (伝)嵯峨天皇(勅願)空海(弘法大師)です。
ご真言とご詠歌は
本尊真言 - のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか
ご詠歌 - 明星の出ぬる方(かた)の東寺(ひがしでら) くらき迷いはなどかあらまじ
でした。
由緒については
空海は都での学問に飽き足りず 19歳の延暦11年(792年)頃からの約5年間 山林修行を続けた。
空海の『三教指帰』には「土州室戸崎に勤念す」(原文は漢文)とあり 室戸岬にほど近い洞窟(御厨人窟)で虚空蔵求聞持法に励んだとされる。
寺伝によれば空海は大同2年(807年)に 嵯峨天皇の勅願を受けて本尊の虚空蔵菩薩を刻み、本寺を開創したとされる。
嵯峨天皇以降歴代天皇の信仰が篤かった。
暦応4年(1341年) 足利尊氏によって土佐の安国寺とされる。
その後火災により焼失したが 元和年間(1615年 – 1624年)には土佐藩主山内忠義の援助を受け僧の最勝が再興する。
堂塔を建立 七堂伽藍を有したという。
明治に入って神仏分離令によって荒廃するが 大正3年(1914年)には再建された。
また 女人禁制の寺で岬からの登山口脇にあった女人堂から拝んでいたが 明治5年に解禁された。
とありました。
駐車場
参道
境内案内図
空海修行像
参道
仁王門
中興の僧 島田信保
由緒書
霊場の各ご本尊様
奉納相撲の土俵
十一面観世音菩薩
鐘石
説明書
修行大師像
虚空菩薩像
水子地蔵
多宝塔
本堂
境内奥にある鐘楼
山門近くにある鐘楼堂
NHKで取り上げられたことが書かれた碑
鐘楼の説明
仁王門裏面
近くにある灯台 恋人の聖地とありました
美しい水平線
石柱
土塀
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