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ぜんじぶじ|真言宗豊山派八葉山(はちようざん)

禅師峰寺
高知県 介良通駅

御朱印について御朱印
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パーキング
駐車場
あり

普通30台・マイクロ10台・大型5台(無料)

巡礼

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四国八十八箇所第32番

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きどっち
きどっち
2025年06月22日(日) 23時46分03秒
1481投稿

真言宗豊山派 八葉山 求聞持院 禅師峰寺

四国八十八箇所霊場 第32番札所

今回の車遍路、最後は禅師峰寺さん。
33番雪蹊寺までお参りする予定ではあったんですが、ここで時間切れとなりました。

小高い山の上にあるため、海岸線が見渡せるとても景色の素晴らしいところでした。
駐車場に車を停め、いざ参拝。
時間はもう16時半頃だったため、急いで本堂を目指し石段を上っていきます。

手水場ではやさしいお顔をしたお地蔵さんが合掌した手の先からお水を出してくれます。
もうそれだけで癒されますね。
そしてその先には辨財天と峰寺不動明王様。
境内には奇岩が多くあり、この不動明王の背後にも独特な岩がそびえたっていました。
仁王門をくぐり、慌ただしく本堂、大師堂へとまわり、境内から見える景色が素敵だなぁ・・・と思っていると時間はもう16時45分!
慌てて納経所に駆け込み、「ぎりぎりの時間にすみません」と納経帳を開いてお渡しすると、笑顔でご対応くださいました。
納経所前から改めて高知の海を眺めつつ、お遍路続きはいつ来れるかな?できるだけ早いうちに再開したいな・・・と思いを巡らせるのでした。

禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)

駐車場前に立つ十一面観世音菩薩像

禅師峰寺(高知県)

手水場

禅師峰寺(高知県)

辨財天

禅師峰寺(高知県)

峰寺不動明王

禅師峰寺(高知県)

仁王門

禅師峰寺(高知県)

本堂
全体が写せないので、ちょっと横に・・・

禅師峰寺(高知県)

改めて、本堂

禅師峰寺(高知県)

大師堂

禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)

地蔵堂

禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)

阿弥陀堂

禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)

鐘楼

禅師峰寺(高知県)

佛足石

禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)

おそらく桂浜方向

禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)
禅師峰寺(高知県)
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歴史

太平洋のうねりが轟く土佐湾の海岸に近い。小高い山、とはいっても標高82mほどの峰山の頂上にあることから、地元では「みねんじ」とか「みねでら」「みねじ」と呼ばれ、親しまれている。また、海上の交通安全を祈願して建立されたということで、海の男たちは「船魂の観音」とも呼んでいる。漁師たちに限らず、藩政時代には参勤交代などで浦戸湾から出航する歴代の藩主たちは、みなこの寺に寄り航海の無事を祈った。
縁起によると、行基菩薩が聖武天皇(在位724〜49)から勅命をうけて、土佐沖を航行する船舶の安全を願って、堂宇を建てたのが起源とされている。のち、大同1年、奇岩霊石が立ち並ぶ境内を訪れた弘法大師は、その姿を観音の浄土、仏道の理想の山とされる天竺・補陀落山さながらの霊域であると感得し、ここで虚空蔵求聞持法の護摩を修法された。このとき自ら十一面観世音菩薩像を彫造して本尊とされ、「禅師峰寺」と名付け、また、峰山の山容が八葉の蓮台に似ていたことから「八葉山」と号した。
以来、土佐初代藩主・山内一豊公はじめ歴代藩主の帰依をうけ、「船魂」の観音さんは今も一般の漁民たちの篤い信仰を集めている。仁王門の金剛力士像は、鎌倉時代の仏師、定明の作で国指定重要文化財。堂宇はこぢんまりと肩を寄せ合うように建っているが、境内は樹木におおわれ、奇怪な岩石が多く、幽寂な雰囲気を漂わせている。
芭蕉の句碑「木がらしに岩吹き尖る杉間かな」は、本堂前の奇岩の間にある。

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禅師峰寺の基本情報

住所

高知県南国市十市3084

行き方

南国市コミュニティバス 「峰寺通」下車 (0.8km)
31【竹林寺】より
(自家用車)約20分 約8km
(徒歩)約1時間40分 約6km
33【雪蹊寺】より
(自家用車)約30分 約11km
(徒歩)約2時間30分 約7.5km

アクセスを詳しく見る
名称

禅師峰寺

読み方

ぜんじぶじ

通称

峰寺(みねんじ・みねでら)

参拝時間

7:00~17:00

トイレ駐車場にあり
御朱印あり
限定御朱印なし
電話番号088-865-8430
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

巡礼の詳細情報

四国八十八ヶ所霊場(お遍路)

詳細情報

ご本尊十一面観世音菩薩
山号

八葉山(はちようざん)

院号

求聞持院(ぐもんじいん)

宗旨・宗派真言宗豊山派
創建時代

大同2年(807)

開山・開基

行基菩薩

文化財

木造金剛力士立像 2躯(重要文化財)
梵鐘(高知県保護有形文化財)

ご由緒

太平洋のうねりが轟く土佐湾の海岸に近い。小高い山、とはいっても標高82mほどの峰山の頂上にあることから、地元では「みねんじ」とか「みねでら」「みねじ」と呼ばれ、親しまれている。また、海上の交通安全を祈願して建立されたということで、海の男たちは「船魂の観音」とも呼んでいる。漁師たちに限らず、藩政時代には参勤交代などで浦戸湾から出航する歴代の藩主たちは、みなこの寺に寄り航海の無事を祈った。
縁起によると、行基菩薩が聖武天皇(在位724〜49)から勅命をうけて、土佐沖を航行する船舶の安全を願って、堂宇を建てたのが起源とされている。のち、大同1年、奇岩霊石が立ち並ぶ境内を訪れた弘法大師は、その姿を観音の浄土、仏道の理想の山とされる天竺・補陀落山さながらの霊域であると感得し、ここで虚空蔵求聞持法の護摩を修法された。このとき自ら十一面観世音菩薩像を彫造して本尊とされ、「禅師峰寺」と名付け、また、峰山の山容が八葉の蓮台に似ていたことから「八葉山」と号した。
以来、土佐初代藩主・山内一豊公はじめ歴代藩主の帰依をうけ、「船魂」の観音さんは今も一般の漁民たちの篤い信仰を集めている。仁王門の金剛力士像は、鎌倉時代の仏師、定明の作で国指定重要文化財。堂宇はこぢんまりと肩を寄せ合うように建っているが、境内は樹木におおわれ、奇怪な岩石が多く、幽寂な雰囲気を漂わせている。
芭蕉の句碑「木がらしに岩吹き尖る杉間かな」は、本堂前の奇岩の間にある。

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