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江島神社ではいただけません
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えのしまじんじゃ

江島神社のお参りの記録(1回目)
神奈川県片瀬江ノ島駅

投稿日:2021年05月07日(金)
参拝:2021年4月吉日
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江島神社(えのしま~)は、神奈川県藤沢市江の島にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は宗像三女神で、江の島内の3カ所にそれぞれ祀られている。江島西方の「奥津宮(おくつみや)」に多紀理比賣命(たぎりひめ)、中央の「中津宮(なかつみや)」に市寸島比賣命(いちきしまひめ)、北方の「辺津宮(へつみや)」に田寸津比賣命(たぎつひめ)をそれぞれ祀り、「江島大神」と総称する。現在の主祭神は明治時代の神仏分離で改められたもので、江戸時代までは弁財天を祀っており、「江島弁天」「江島明神」と呼ばれ、現在でも日本三代弁天の一つと言われている。

社伝によると、創建は552年、欽明天皇の勅命により、江ノ島の南の洞窟に宮を建てたのが始まりとしている。神仏習合により、当社は金亀山与願寺という寺院となった。『吾妻鏡』では、1182年に源頼朝の命で僧・文覚が島の岩屋に弁財天を勧請したと記載があり、これをもって創建とすることもある。その後、鎌倉幕府の将軍・執権や代々領主の崇敬を受け、江戸時代には弁天信仰で多くの庶民が参詣した。
明治時代に入り、神仏分離で仏式を廃し神社となり「江島神社」と改称すると県社に列し、僧侶は全員神職となった。廃仏毀釈により島内の仏教施設や仏像はことごとく破壊された。
現在は、湘南の人気の観光地として、年間を通して多くの観光客が訪れている。

当社は、江の島の西半分(山がちの部分)のほとんどを占めていて、もともと3つの社に3つの別当寺が付いていたが、江戸時代のうちに岩本院という別当の一括管理となっていたため、現在でも施設として見た時3つの社に一体感がある。まるでアミューズメントパークのような、一つの観光施設のようになっている。

参拝時は週末の午前中で、幅広い年齢層の多くの観光客が来ていて、ゴールデンウィークほどではないが大いに賑わっていた。
江島神社の鳥居
よくテレビでも映し出される、参道入口の<青銅の鳥居>。ここから200mほど、両側に土産物屋や観光飲食店が続く。
江島神社の鳥居
境内入口の<大鳥居>と<社号標>。
江島神社の山門
階段を上がると神門である<瑞心門>。構造は、竜宮城を模した竜宮造。
江島神社の仏像
<瑞心門>をくぐったところにある<弁財天童子像>。
江島神社の手水
階段を上がると<手水舎>。
江島神社の本殿
さらに階段を上がると、一つ目の社殿<辺津宮(へつみや)>。祭神は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)。
江島神社の本殿
<辺津宮>は、かつて<下之宮>と呼ばれ、鎌倉時代前期1206年に源実朝が創建。現在の権現造の社殿は江戸時代前期1689年に改築、1976年再建。
江島神社の建物その他
<辺津宮>の左隣にある<奉安殿>。八臂弁財天と妙音弁財天が安置される。木造弁財天像は国指定の重要文化財。入館は有料。
江島神社の末社
奉安殿の左隣にある<八坂神社>。須佐之男命を祀る。
江島神社の末社
八坂神社の左隣にある<秋葉社・稲荷社>。江の島内にあった祠を合祀した社。
江島神社の建物その他
参道を挟んで境内社の対面にある<御朱印所>。御朱印はこちら。10種類ある。
江島神社の建物その他
<辺津宮>の神域を出てすぐの場所にある<猿田彦大神>の碑。江戸時代後期1832年のもの。
江島神社の景色
順路の途中に<見晴し台>がある。手前に<江の島ヨットハーバー>、海の向こうに鎌倉・三浦半島方面の眺め。
江島神社の本殿
さらに階段を上って参道を進むと、二つ目の社殿<中津宮(なかつみや)>。祭神は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)。
江島神社の本殿
<中津宮>は、かつて<上之宮>と呼ばれ、平安時代前期853年に慈覚大師が創建。現在の権現造の社殿は江戸時代前期1689年の造営で1996年に改修。
江島神社の建物その他
<中津宮>の<授与所>。
江島神社の景色
順路の途中で見える海の景色。江の島西部が海際まで切り立っていることが分かる。
江島神社の鳥居
<奥津宮(おくつみや)>の石鳥居。源頼朝の奉納といわれる。
江島神社の本殿
参道を進むと、三つ目の社殿<奥津宮>。祭神は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。
江島神社の本殿
<奥津宮>は、かつて<御旅所・本宮>と呼ばれ、現在の権現造の社殿は江戸時代後期1842年の再建。
<奥津宮>のみ、拝殿と本殿が分かれている。
江島神社の芸術
<奥津宮>拝殿の天井にある<八方睨みの亀>の絵。江戸時代後期の画家・酒井抱一(さかいほういつ)の筆。
江島神社の建物その他
<奥津宮>の<授与所>。
江島神社の鳥居
<龍宮(わだあつみのみや)>。祭神は龍神。1994年造営。
江島神社の建物その他
江の島は大古より龍の棲むところと言われ、龍神信仰と弁財天信仰が習合した。特に鎌倉執権・北条家は代々たびたび参籠し、北条時政が見た龍が落とした三つの鱗をもって北条家の家紋としたほど。
江島神社の末社
人工洞窟の内部の祠。

すてき

御朱印

日本三大弁天のひとつ。
日本三大弁天のひとつ。

みんなのコメント2件)

惣一郎さまの精力的な参拝記録ご投稿を、
いつも楽しく拝見させていただいております。
他の方さまの ご投稿にもコメントしてしまいましたが、
緑青で色ついた鳥居を見ると
つい親近感を覚えて惣一郎さまのページにも書きたくなりました。
一枚目の写真で鳥居を潜って直ぐの左側「堀江商店」は、
江の島へ嫁いだ叔母の関係で遠い親戚です。
現在は土産物店ですが 屋号 ’ 絵図屋 ’ と申しまして、
江戸時代からの絵図製作を生業としていました。
例えば、江の島・相模国・江戸から相模までの
絵解き地図 などを制作していました。
ついでながら、
TVで度々紹介される見晴らしの良い飲食店 ’ 魚見亭 ’ も遠い親戚です。

2021年05月14日(金)

mitchさん、こんにちは。コメントありがとうございます!(o^―^o)

江島神社参道は、とっても雰囲気が良くて観光地として人気が出るのも納得ですが、御親戚の方がここにお住いとはすごいですね。しかも何百年もルーツがたどれるなんて、びっくりです。

土産物屋さんだと、このコロナ禍だと御商売も大変でしょうね。私が参拝したタイミングはたぶん平時の週末よりも観光客が少なかったようでしたが、土産物屋さんは客入りが悪そうでした。

コロナは早く終息してもらいたいものです...(;´・ω・)

2021年05月14日(金)
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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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