石観音のお参りの記録(1回目)
神奈川県川崎大師駅

川崎区観音の住宅地にひっそりと建つ、無住のお堂「石観音」を参拝しました。准秩父三十四札所観音霊場の札所として知られ、派手さはありませんが、地域に静かに守られてきた信仰の場です。境内で目を引くのは、大きな霊亀石。亀にまつわる霊石として、長寿や吉祥を願う信仰を今に伝えています。堂前は落ち着いた空気に包まれ、ゆっくりと観音さまに手を合わせることができました。御朱印は無住のため、近くの川崎大師参道にある明長寺で拝受しました。簡素ながらも、観音信仰の奥深さを感じるお参りとなりました。