からすのもりいなりだいみょうじん
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子安浜の住宅密集地の中に鎮座されています。
小さな神社ですが、とても面白い伝説が残っています。
室町時代の禅僧・萬里の漢詩文集「梅花無尽蔵」に、鵜の森稲荷の森から州干辨天(旧横浜村の鎮守)を眺めた時の詩が記載されています。この鵜の森稲荷というのが当社になります。
昔この辺りは森で、稲荷堂があり、群がる鵜が魚を呑込んでは稲荷堂の前に積み上げました。付近の漁師はお堂に大漁の祈願をし、社前の魚を一尾借用して漁に出ます。大漁となった暁には借用に利をつけて返済していました。
鵜はこの稲荷の御使の鳥と崇められていましたが、いつの頃からか姿をひそめました。
今度は烏が代わって群れるようになりましたが、烏は魚を積みません。鵜が烏に変わっても漁師は祈ることを続けます。いつの頃からか烏森と呼ばれるようになりました。
烏は魚を積まない代わりに覿面なお告げをしました。森の烏の鳴き声が悪いと、どんなに晴天であっても必ず海が荒れるといわれ、この社の眷属として大切に保護されたといいます。
時代が進み森がなくなってからは、一之宮神社に合祀されましたが、たとえ神といえども、何百年と住み慣れた土地が恋しいと夢枕に立ち、社地であった現在地に宮を建て、町内・付近の信仰を集め現在に至るそうです。(「横浜の伝説と口碑」より要約しました。)
とても綺麗に管理されていて、今も大切にされているのが伝わってきました✨
「四方佛」と名付けられた手水鉢。
江戸十人衆、海保牛兵衛か江戸に上る際、ここに出世を祈り、後に成功しその報賽として寄進したという話があるそうです。
末社の浅間神社と三峯神社
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