かごしまじんじゃ
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【薩摩國 古社巡り】
鹿児島神社(かごしま~)は、鹿児島県鹿児島市草牟田にある神社。式外社(国史見在社)で、旧社格は県社。祭神は豊玉彦命、天津日高彦火火出見尊、豊玉姫命、豊受大命。
創建は不詳。国史の初見は『日本三代実録』860年条に神階奉授の記載があるが、927年に編纂された『延喜式神名帳』には記載がない。古来上下から崇敬され、応永年中(1394年~1428年)に島津元久によって社殿が建立されるなど島津家からの崇敬が篤く、藩政時代には島津家久以下代々の薩摩藩主から鹿児島三社(一之宮神社、鹿児島神社、川上天満宮)の1社(二之宮)とされ、家督相続後初めに参詣する例とされた。明治時代に入り近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR日豊本線・鹿児島駅の北西2kmの、市街地の中の小丘の北西麓にある。ちょうど鹿児島県護国神社の北方百数十mの位置にある。境内は広くはなく、旧県社としては相当コンパクト。境内に入ってすぐに階段を登り、その先すぐに社殿がある感じ。ただタイトな空間に年季の入った構造物や植物などいろんなものがあって見て廻るには楽しい空間になっている。
今回は、式外社(国史見在社)、鹿児島県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は
休日の夕方で、初詣には遅い日の、遅い時間であったにもかかわらず、多くの参拝者で境内は賑わっていた。
境内西端入口全景。市街地の真ん中で、森に溶け込んでいる。
境内入口の<鳥居>と<社号標>。
<鳥居>アップ。扁額には「宇治瀬大明神」とある。
鳥居をくぐったところからの眺め。階段十数段を登ると社殿周り。
階段左側の<門守社>。
階段右側の<門守社>。
階段を登り切ったところから社殿を望む。参道は長くない。
参道右側の<手水舎>。
参道左側の眺め。奥の建物は<社務所>。御朱印はこちら。
拝殿前左側の<狛犬>。かなり年季が入っている。
拝殿前右側の<狛犬>。
<拝殿>全景。コンパクトでもコンクリ造りのようでがっちりしている。
<拝殿>正面。こちらも扁額には「宇治瀬大明神」とある。
拝殿後ろの<本殿>。銅板葺の屋根はむき出しだが、その下は覆屋でサッシが入っている。
社務所前から見た<拝殿>。
境内で見掛けた、凝った彫刻の豪勢な<奉納燈籠>。
最後に<社殿>全景。コンパクトでも見どころが多く、参拝者がいっぱい。(^▽^)/
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