はらごしゃじんじゃ
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楽しみ方腹五社神社のお参りの記録一覧

またまた鹿児島に行ってまいりました。
今回はいつかは見に行ってみたいと思っていた黒神埋没鳥居。
てっきり「黒神神社」という名前なのかと思っていたのですが、「腹五社神社」の鳥居となります。
直前まで雨も降りなんとかく霞んでいたのでどうかな?と思っていたら雨もほぼ上がり、そして徐々に晴れ間も覗いてきました。
鳥居前に到着すると海外からの観光客の方が10名ほど鳥居前で記念撮影されていました。
その様子を見ていると埋没鳥居を一通り見学したのち、すぐに立ち去って行かれました。
「あれ?参拝はしないの?」と思ったのですが、確かに鳥居の向こうはあまり参道には見えず、埋没鳥居だけが目当てで見に来られる方も多いんでしょうね。
実際、参拝を終えて鳥居まで戻ってきたところ、二人の年配の女性がいらっしゃり、「この奥に何があるんですか?」と質問されたため、「小さいですが拝殿がありますよ」と答えると、あー!と言った反応が。
ここが神社だという感覚があまりないのかもしれないですね。
<御祭神>
月讀命 瓊々杵尊 彦火々出見命 鵜草葺不合命 須佐之男命
創建年は不詳とのこと。
大正3年(1914年)1月の大噴火により、大量の溶岩が流出して桜島と大隅半島が陸続きとなりました。
その時に降った噴石と火山灰が降り積もり、高さ3mあった鳥居が2mも埋まってしまいました。
住民たちは掘り返そうとしたらしいのですが、当時の村長が爆発の猛威を後世に伝えるために発掘の中止を指示したそうです。
その後、県の天然記念物に指定されました。

念願叶って埋没鳥居に到着しました

参道はまっすぐ続いていますが、実は鹿児島市立黒神中学校の校内を突っ切っています


鳥居左手には「アコウ」の老樹
知らなかったのですが「絞め殺しの木」とも呼ばれているみたいですね

鳥居右手には小さな小屋があり、資料などが展示されていました


社殿



退避壕
桜島のいたるところにこのような退避壕があります

桜島フェリーから見た桜島
天気がよくなってきました!

原五社神社(腹五社神社)(はらごしゃじんじゃ)
旧社格:村社
御祭神:月讀命、瓊々杵尊、彦火々出見命、鵜草葺不合命、須佐之男命
元々原五社神社だったのが明治になって腹五社と変わったともあり、
『腹・原』どちらが正式なのかわかりません。
鹿児島神社庁のHPでは『原五社神社』と記載されていました。
埋没鳥居として有名ですが、大正三年の桜島大噴火により、
鳥居、神社も含めこの黒神地区687戸全て火山灰に埋没したそうです。

埋没鳥居、高さは3mあったそうです。
以前にも訪れたことがありますが、鳥居だけ見学して帰りました。
当たり前ですが、最近になって鳥居があるということは
神社もあるはず・・・と気付き初めて参拝しました。


参道。
参道左に黒神中学校があり、生徒さんが清掃してくれているらしいです。



御社殿。


過去参拝
自然の脅威を目の当たりにする光景でした
3メートルの高さがあった鳥居がここまで埋まってしまい、それを現代に当時のまま残して、過去の経験を伝えてる、感謝です。
この鳥居は1914年(大正3年)1月12日の大噴火で埋まりました。
高い鳥居をここまで深く埋もれさせた爆発とは、いったいどんな規模だったか噴煙は上空7千メートルにも上がり、30億トンもの溶岩が吹き出て、海に隔てられていた桜島と大隅半島がつながりました。
140人もの人が亡くなったと伝えられています。
奥には頑丈そうな拝殿がありました。これなら桜島の噴火に耐えられるはずですね。










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