皇太子神社

香川県 観音寺駅

《神門》
狭い住宅地の中にひっそりと鎮座しています。

《手水舎》
水は枯れています。洗ひつるここも…(略)

《鳥居》
ちなみに皇太子神社という社名の由来は当社が高屋神社の摂社で、御祭神が親子の関係にあるからなんだそうです。当社が彦火々出見命さまで、高屋神社が瓊瓊杵尊さまです。

《末社①》

《崇敬者の芳名碑》

《拝殿》🙏
👁チェックポイント‼️
当社の由緒によれば、鎮座地から北西にある室本浜(現在の室本港)に麹の神様が漂着し、社殿を建てて祀ったとあります。
一般的には麹が酒や醤油などの醸造に不可欠な存在であるため酒の神様が同様に麹の神様を兼ねることが多いのですが、ここは麹の神様単体でお祀りしてるのは当社のみと思われます。

《おみくじ》

《本殿》
一間社流造です。

《芳名者の碑》
当社で行われている特殊神事「御門弓」は漂着した麹の神様を担いだ右側と左側の方の子孫が、それぞれの講という団体を持って弓を射って国土安寧などを祈る神事だそうです。

《末社②》

《ソテツ》

《末社③》

《公民館》
社務所を兼ねています。普段は無人のようです。87歳まで神楽舞を続けた祖父の依頼元を鑑みるに本務社は加麻良神社であると思われます。

《近所の麹屋》
現在近所にある麹の製造会社はこの2社のみですが、麹の神様のお膝元をネームバリューとして使っています。