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はいしわじんしゃ

配志和神社のお参りの記録一覧
岩手県 山ノ目駅

神祇伯
神祇伯
2025年09月02日(火) 22時19分31秒
1693投稿

陸奥国磐井郡の式内社です。景行天皇さまの御代に東方遠征に来た日本武尊さまによって創建された神社の一つで、磐座山に火石和宮という名で祀ったのが社名の由来とされています。応仁の乱で焼失し、その後「蘭梅明神」と呼ばれていた社が配志和神社であるとされました。

配志和神社(岩手県)

《二の鳥居と社号碑》

配志和神社(岩手県)

《手水舎》
水は流れていました。洗ひつるここも…(略)

配志和神社(岩手県)

《表参道》
深い森の中へ続いていきます。

配志和神社(岩手県)

《末社群》
岩手県では珍しく社のある末社があります。

配志和神社(岩手県)

《表参道の階段》
長くどこまでも…

配志和神社(岩手県)

《祠群》

配志和神社の末社・摂社

《末社②》

配志和神社(岩手県)

《拝殿》
長ーい森の中の表参道の奥に鎮座しています。とても貫禄がありますね。

配志和神社(岩手県)

《扁額》🙏
👁チェックポイント‼️
本殿の建築様式とその装飾には江戸時代の彫刻の特徴が色濃く残っており、また式内社であることやその広大な社叢を評価されて岩手県南部では数少ない県社に列格しています。現在でも一関市内では最も規模の大きい神社と言えるでしょう。市街に比較的近いところからも周辺の鎮守社として崇敬を集めていることが窺えます。

配志和神社(岩手県)

《末社③》
左が愛宕神社、右が天神社です。

配志和神社(岩手県)

《硯が池》
こじんまりとしてます。

配志和神社(岩手県)

《末社④》
左は産神祠、右は神明社とありました。

配志和神社(岩手県)

《夫婦杉》

配志和神社(岩手県)

《二段式庭園》
日本百庭園にも入っているそうです。ちなみに当社の元々の社名であった蘭梅明神はあの菅原道真公の五男である淳茂が当時の磐座山に来山し、父親を偲んで育てていた梅の実を植えたところ、梅の木が茂った伝承があるそうです。

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惣一郎
惣一郎
2022年07月08日(金) 20時54分49秒
1269投稿

【陸奥國 式内社巡り】

配志和神社(はいしわ~)は、岩手県一関市山目にある神社。式内社で、旧社格は県社。祭神は、高皇産靈神 瓊瓊杵尊 木花開耶姫命。

社伝によると、12代景行天皇の御代に、皇子日本武尊が東征の際に磐座山に矛を納め、三神を鎮斎して東奥鎮護の神として祠を建て火石輪と称したのが始まり。のち現在地に遷座し、配志和と改称した。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「陸奥國 磐井郡 配志和神社 小」に比定されている。江戸時代の寛永年間(1624年~1644年)に火災によって古文書を焼失したが、口伝で古来の天孫降臨・奉供稚児行列などの祭典を伝えてきたとのこと。

当社は、JR東北本線・山ノ目駅の南東1kmの住宅街の中に入口がある。境内地は広く、周囲の小丘全体が範囲になっている。入口から徐々に登って行くと、寺務所と二段式庭園、境内社などがあり、さらに参道を登って行くと森の中に突入し、先に社殿までの数百段の真っ直ぐな階段がある。高い位置にある社殿周りはきれいに整っていて、周りにはいくつかの境内社がある。森に囲まれているため、神聖な空気感は素晴らしい。

今回は、陸奥国の式内社ということで参拝することに。参拝時は休日の午後で、参拝者は自分以外には誰もいなかった。

配志和神社(岩手県)

境内南東端入口全景。手前は住宅街。

配志和神社の鳥居

<鳥居>と<社号標>。

配志和神社の手水舎

鳥居をくぐって参道を進むと、右側に<手水舎>。

配志和神社のその他建物

右側に駐車場があり、ここまでは参道ほぼのみ。ここから本格的に境内が始まる。

配志和神社(岩手県)

参道左手に見える庭園。池の名前は「月見ヶ池」。写真右側の一段高いところにも庭園があって、「二段式庭園」と呼ばれているとのこと。

配志和神社の末社・摂社

参道左側の<白鳥神社>。

配志和神社(岩手県)

つづいて参道左側の<八雲神社>。

配志和神社(岩手県)

さらに参道左側の<三寶大荒神社>。

配志和神社(岩手県)

参道左手の二段式庭園の上の段。奥は<社務所>で、御朱印はこちら。

配志和神社(岩手県)

徐々に参道の傾斜が増していき、森が深くなっていく。

配志和神社のその他建物

しばらく登ると、真っ直ぐ先の高いところに<社殿>が見えてくる。この坂は「剱坂」と呼ぶみたい。

配志和神社のその他建物

参道を進むと、両側に池があり、<神橋>が架かっている。

配志和神社(岩手県)

参道右手の石製小社群。かつてはバラバラに存在していたものを集めた感じ。

配志和神社の本殿・本堂

階段を登り切ったところからの眺め。社殿周りだけ空が抜けていて明るい。

配志和神社の自然

参道左手に見える、南側の<御神木>。推定樹齢1000年以上、目通周4,83m、樹高42m。

配志和神社(岩手県)

参道右手に見える、北側の<御神木>。2本合わせて「夫婦杉」。推定樹齢1000年以上、目通周7.18m、樹高42m。

配志和神社(岩手県)

<拝殿>遠景。社殿や境内社群は一段高いところにある。

配志和神社の狛犬

参道左側の<狛犬>。地面に置かれ、サイズは大きい。

配志和神社の狛犬

参道右側の<狛犬>。かなり古そう。良い感じ。

配志和神社の本殿・本堂

<拝殿>全景。明治時代中期1711年の改築。

配志和神社の本殿・本堂

<拝殿>正面。

配志和神社の本殿・本堂

<拝殿>内部。

配志和神社のその他建物

拝殿の左手にある建物。

配志和神社の本殿・本堂

拝殿後ろの<本殿>。平安時代末期1181年の改築。

配志和神社のその他建物

拝殿右手の眺め。拝殿に近い順に廻って行く。

配志和神社(岩手県)

拝殿の右隣の<愛宕神社>。

配志和神社(岩手県)

愛宕神社の右隣にある<天神社>

配志和神社(岩手県)

天神社の右後ろにある<硯ヶ池>。

配志和神社(岩手県)

拝殿に向かって建つ建物。屋根の下左側に石製小社、右側に観音像かな。

配志和神社(岩手県)

上の建物の右隣に建つ境内社。

配志和神社(岩手県)

斜めから社殿全景。

配志和神社の末社・摂社

少し離れたところにある境内社群。

配志和神社の末社・摂社

右側の<日吉神社>。

配志和神社(岩手県)

左側の<浅間神社>。

配志和神社(岩手県)

帰路に就くため、に階段の上から参道を見下ろす。

配志和神社のその他建物

最後に、当社で最も印象に残ったのはこちら。森の中で百段以上の階段が、社殿までまっすぐ伸びる眺め。神聖な空気の中、まさに神殿に昇っていく感覚。 (^▽^)/

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としさん
としさん
2020年08月22日(土) 21時23分12秒
139投稿

岩手県南一関地方で新型コロナから地域を守っているという噂の「世界遺産・中尊寺周辺にある『六芒星(ろくぼうせい)』の結界巡り(その6)、一関市役所の北方に位置する「配志和神社」です。
住宅街の中を進み、地元中学校を過ぎて細い道を登り切ると鳥居があります。
本殿から離れているので少し歩きますが、数分歩くと広い境内が見えてきました。
たくさんの建物があり、看板を見ると、本殿は江戸時代に改築したようですが神社自体は1900年以上前からあるとのこと。物凄い歴史です。
こちらも今日は誰もいませんでしたが、行事のたびに賑わっていることでしょう。
ここでも「コロナ退散」を祈願しました。
ありがとうございました。

【補足】
東北最古といわれる配志和(はいしわ)神社が六芒星の中心。110年、ヤマトタケルノミコトが蝦夷征伐の際に悪徒退散を祈願したのが始まりとされ、かつて磐座(いわくら)山と呼ばれた現在の蘭梅(らんばい)山に立つ。
延喜式神名帳にも記載されており、創立は古く今から千九百年前人皇十二代景行天皇のとき 皇子日本武尊詔を奉じて軍を率い遠く道の奥に入り蝦夷の地にいたる。進んで営を此の地、 中津郷の山要峰に移し(神社地内)その嶺頂に登り賊を平治せんことを祈り自ら矛を収め 三神を鎮斎し東奥鎮護の神として祠を建て、火石輪と称した。今の配志和神社である。

配志和神社のその他建物

たくさんお社があります。

配志和神社の自然

大きなスギの木に圧倒されます。

配志和神社の景色

真っ直ぐな山道。
歩いたら大変そうです。

配志和神社の歴史

とても歴史ある神社です。

配志和神社の本殿・本堂

素敵な佇まいの本殿。

配志和神社の本殿・本堂

歴史を感じます。

配志和神社のその他建物
配志和神社の末社・摂社

本殿隣の愛宕神社。

配志和神社の末社・摂社

天神社。

配志和神社の末社・摂社
配志和神社の庭園

硯が池。

配志和神社の末社・摂社
配志和神社の庭園

ステキな雰囲気でお社が並んでいます。

配志和神社の自然

夫婦杉。樹齢推定1000年以上だとか!

配志和神社の本殿・本堂

巨木と本殿。

配志和神社のその他建物

逆光で不思議な写真になりました。

配志和神社の鳥居

里に下りてきたら鳥居、看板を見つけました。

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