【令和七年皐月切絵御朱印】

五月五日に迎える「端午の節供」に際し、今月は「兜」をかたどった切絵御朱印を奉製いたしました。
端午の節供の起源は中国にあり、古来中国で五月五日は、陰謀により国から追放された屈源という人物を供養する祭りの日とされていました。これが徐々に病気や厄災を祓う行事へと移り変わり、やがて日本にも無病息災を願う行事として伝わりました。現代では、男の子の誕生を祝うとともに健やかな成長を願う行事として定着しています。
端午の節供の飾りには「男の子が病気や事故などの厄災から逃れ、力強く成長してくれるように」と願いが込められており、兜や鎧は、災いから身を守るためのお守りとして飾られます。
神様方のお護りのもと、ご参拝の皆様がこのひと月をご健康に過ごされますようお祈りいたしております。

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