真宗大谷派
林西寺のお参りの記録一覧
石川県白山市白峰の林西寺(りんさいじ)へ。
養老元年(717)、泰澄大師が白山を開いた際に麓に草庵を作ったのを開基とする🏔️
明治に入り山頂の仏像群が廃仏毀釈の憂き目に遭うのを、林西寺の可性法師住職が尽力して数体を拝受し安置したそうです。
現在は白山下山仏として重文指定の十一面観世音菩薩立像を含む7体の仏像と、泰澄大師座像を見ることができます。
さすが雪深い白峰地区、まだ雪囲いがされててずり落ちた屋根雪も⛄️
御朱印は3種から選べて、今回はサンスクリット語の南無阿弥陀仏と無量光をいただきました。
はさみ紙も泰澄大師😄
ちょうどお昼時だったので、対応してくださったお母さまが「この辺りはあまり店はないけど・・」と教えてくれた近所の弁当販売店へ。
いわな寿司、ご馳走さまでした🍴😋🍚
#林西寺
ご本尊はアミダ如来。
明治の廃仏毀釈で白山を追われた仏像8躰を祀る。十一面観音2躰と、アミダ如来、聖観音、薬師如来、地蔵菩薩、釈迦如来、泰澄大師が各1躰。毀釈される予定だったのを、当時の住職が引き取って難を逃れたと。
#十一面観世音菩薩 #阿弥陀如来 #聖観世音菩薩
写真の御朱印には梵字がたくさん捺されている。右の黒字・縦書きの6文字はナ・モー・ア・ミ・ダ・ヴフ。これで南無阿弥陀仏になるそうだ。中央上部の黒字はアミダ如来の種子キリーク。
中央の赤字の3つは、真ん中が十一面観音のキャ、左がアミダ如来のキリーク、右が聖観音のサ。白山信仰は御前峰(ごぜんがみね)、大汝峰(おおなんじがみね)、別山(べっさん)の3つの山が中核となっていて、十一面観音ら3尊はその本地仏。
パンフによれば、下山仏8躰のうち十一面観音、アミダ如来、聖観音の3躰は、まさしくそれぞれの山頂に祀られていたそう。白山全体で合わせて6千躰以上の仏像があったが、林西寺の8躰を残し全て毀釈されたとある。辛うじて3つの峰の山頂にいた像がみな無事だったことは奇蹟、とどこかに書かれていたが、本当そう思う。
3躰とも何度か代替わりしていて、あまり古くはない。文化財としては県指定止まりだ。だが特に、中央の十一面観音が見せる峻厳な表情は、確かに御前峰山頂にいたのだろうと即座に信じさせるに足る神々しさだった。
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