『はじかみ大祭』を記念して
6月15日の大祭当日のみ頒布する限定御朱印。
はじかみ大祭の特殊神饌と祭典の様子が描かれております。
金色の切り絵に黒の台紙を組み合わせて授与します。
皆様のご参拝お待ちしております。
◇はじかみ大祭とは?
日本で唯一香辛料の神様をお祀りする当社にて行われる「はじかみ大祭」は全国でも比類のない珍しいお祭りです。
医薬健康の神様である、波自加彌大神の大前にてご参列の皆様の一年の無病息災を祈念いたします。
祭典終了後には御神前にてお清めされた特製「しょうが湯」の振る舞いがあります。
近年は、生姜等香辛料の生産者、香辛料の製品を扱う企業、料理人、飲食店の方々より香辛料にまつわる商品の奉納(生姜・菓子・カレー・飲料・美容品等)が多数あり、拝殿に所狭しと奉納品が並びます。
◇大祭の由来
奈良時代に、加賀国で数ヶ月間降雨がなく、草木はことごとく枯れ、人にいたっても多くが渇死するという事態が起こりました。
国造(くにのみやつこ=現在でいうと知事にあたる)が雨乞いをするため、波自加彌神社に参拝し、身を清め断食して祈願すること37日目の満願日、神社近くより霊水がこんこんと湧き出たことにより人々は救われました。
人々はその神恩に報いるために供え物を求めましたが、長く続いた干ばつの為にめぼしいものがなく困っていたところ、たまたま干天下に自生する生姜があったので、これを献じて感謝の祭りを行いました。
またこの日が6月15日だったことから、毎年この日に奇祭「はじかみ大祭」が執り行なわれるようになりました。
この時の霊水は「黄金清水(こがねしょうず)」と呼ばれ、当社旧社殿地である四坊高坂町にあり、現在でも霊水が湧いています。
はじかみ大祭終了後、参拝者に振舞われる生姜湯はこの霊水を使用して作られています。
※詳細は当社ホームページをご覧ください。
https://www.hajikami.org/