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道路衢神ではいただけません
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どうろくじん

道路衢神のお参りの記録(3回目)
茨城県鹿島神宮駅

投稿日:2021年10月03日(日)
鹿嶋市宮中地区にある猿田彦大神にお詣りして来ました。
道路衢神の鳥居
旧国道51号線沿いに鎮座する猿田彦大神。鳥居の前には5方向(または6方向)に伸びる道。これをそれぞれ辿って見ようという!という思いつきではじめたお詣りです。

始まりは明石海岸の鹿島神宮東の一の鳥居です。
道路衢神(茨城県)
同時に、「浜の神社に湧水あり。」または「古い神社に湧水あり。」これを検証するお詣りもやっておりまして、併せてご紹介します。

鳥居から浜辺に降りて、海側から見ると、四角いトンネル状の構築物があります。
台地から流れる湧水や雨水を海に排水するもののようです。

ここから、鹿島台地へ遡ると、ちょうど灯台の下の辺り、旧51号線明石の信号付近、息栖神社、稲荷神社、愛宕神社、道祖神が集積してる場所から湧水がジャバジャバ流れています。

タケミカヅチの神とフツヌシの神が、この浜から上陸したという伝説が残っています。真偽はともかく、この流量の真水が存在すれば、早い時期から人が住み着いた土地であったのかな?ということは想像できます。

ここから、水源地迄に大きな神社などは無いのですが、地図で直線を引くと、神宮の摂社である坂戸神社があり関係を論じる方も多くいらっしゃいます。私もその論に乗っかりたいのですが、この投稿でも紹介しますが、ダイレクトに通ずる道が特定できず、説得力のある論に出来ないところで歯がゆい思いをしてます。
道路衢神の鳥居
鹿島の鳥居は皮を剥いだだけの白木を使う素朴な造りで、正面からみて、左手に根本の太い部分がくるそうです。一般的には右側が太いようです。画像は、内側から見てますから、説明文と左右逆に写ってます。
道路衢神の周辺
明石の鳥居から台地に向かいます。正面に道祖神、右側に息栖神社、左側に愛宕神社と稲荷神社という配置になってます。山の斜面から先の台風の雨水がジャバジャバ流れています。普段も法面から染みだした水が道路を濡らす光景が見られます。

ここは道祖神があるので、道が分岐している場所または交通の要所と云えると思われます。

今回は宮中の猿田彦を目的地にしてるので、左に進路を取ります。道祖神の裏に坂戸神社方向に抜ける道があるのですが、直行してるとは言いがたい道であることと、現地に立つと流れ的にこっちかなというふうに見えるので、こちらを採用します。
道路衢神の山門
明石の信号から神宮方向へ進めば、まっすぐ猿田彦までつながるので話はこれで終わりになってしまうのですが、敢えて右に進路を変えます。
道路衢神の歴史
神向寺です。まさにここから神宮に向かうという名称と立地になります。神宮の鬼門避けに作られたお寺だそうです。
道路衢神の周辺
神向寺から神宮方向へ伸びる道、バイパスが作られた為、行き止まりとなってますが、その先には阿波神社が見えます。ここの御祭神は猿田彦様です。
道路衢神(茨城県)
阿波神社の手前に道祖神も見られます。明らかに街道を照らすために作られた神社と言ってもいいのではないのでしょうか?
ここから神宮へ向かう道と、坂戸進路、沼尾神社へ向かう道とが分岐します。
道路衢神の自然
進路を神宮方向へ。途中、清新学園付近に、御手洗池へ下りる分岐もありましたが、これといった遺構は有りませんでした。

猿田彦大神を通る道のひとつ、旧51号線は、明石海岸を含む南北に続く古道であることがわかりました。次は海に向かう道を辿って見ます。

すてき

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