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水神社ではいただけません
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水神社のお参りの記録(3回目)
茨城県鹿島神宮駅

投稿日:2020年01月12日(日)
27
『鳥居クグルの神社日記 ホラー編』【鹿の首】の巻




..................


【 よゐこのみんなへ】


この、おはなしは フィクションです 。 登場人物も架空のものです。似たなまえでピンときたかた、ごめんなさい⤵️ おおめにみてください。


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水神社の建物その他
これは、僕が体験した、ある怪談にまつわるエピソードです。


新年を迎え、まだ、地元の水神社に、お詣りしていないことに気付いた僕は、早速、お詣りに行くことにしました。


「やあ!鳥居くぐる君じゃないか!」
すでに、先客が二人居られるようです、偶然にも、それは自転車父さんでした。


「すごい偶然だな!」
そういうと、自転車父さんはかたわらの男性を促し、
「タケ兄ぃ、紹介します。鳥居くぐる君です。都内と鹿島を中心に投稿しているユニークなやつです。そして…… 例のランバダの件バラしたやつです。」


「はっ、はじめまして!」


「 紹介するよ、 こちらが、茨城を代表するホトカミレジェンド武甕槌命(タケミカヅチノカミ)さんだ。今日は県北からの遠征だ。」


「あっ、よっ よっ よろしくお願いします!」
水神社の本殿
「ところでお二人、今日は鹿島神宮へお詣りですか?」


「あぁ、タケ兄ぃさんが鹿島の伝説とか調べたいっていうんでね。いま案内しているところ。」


「鹿島の七不思議とかですか?」


「調べてみるとね、それ以外にも色々あってね。なかには怪談ぽいのもあるんだよ。」


自転車父さんがいうと、すかさず武甕槌命さんが、「 私も、こわい話はずいぶんきいたけど……鹿島のあれが一番恐ろしいね。 」と、無表情のまま続けました。


「タケ兄ぃ、勘弁して下さい。あれは別格ですよ。恐ろしい上に……、なんか蝕まれていくというか、怪談のわくを超え ちゃってるというか ……。」


「えっ!何ですか?その話。鹿島にそんなそんな話が伝わっているんですか!僕知らなかった。教えて下さい。」


少し、興奮気味にたずねる僕に、武甕槌命さんが、なおも無表情のままでいいました。


「『鹿の首』っていう話だけど、君は知らんのか。」
水神社の建物その他
「でもね。この話って関わった人に必ずよくないことがおこるといういわくが 付いてるんだ。聞かない方がいいよ。」自転車父さんは何故か落ち着かない様子だ。


「でもお二人ともご存知なんですよね。何かよくないことが起こったんですか?」


「 実は言いたくないんだ。まあ、 よくできた話ではあるけどね。」
自転車父さんは深く深呼吸をしていいました。




「あれほど恐ろしい話は、聞いたことがない…………。」




シャー シャー シャー
そう言い残して、 二人は自転車に乗ってどこかへ消えてしまいました。


行ってしまった………あの自転車、僕があげたやつだ。


それにしても『鹿の首』って何なんだろう。聞くなって言われると余計に気になるな……。気になるな…………。
水神社の動物
鹿の首、鹿の首、鹿の首…………。
とりあえず、神宮の鹿園にいってみるか。


「あの…。 ちょっとお訊ねします。」
神宮の参道は、観光客だけでなく、 地元の人の散歩コースとしてよく利用されている。
その中のひとり、年配の男性に声をかけてみました。


「鹿の首?」
「ああ、知ってるよ。」


「ほんとですか?ぜひ、詳しく教えてほしいんですが!」
思わず前のめり気味になっていうと


「でもな、兄さん。」
そういうと、こちらを睨み付け 、


「やめとけ。この話は関わっただけで、良くないことがおこるんだ。昔この話に取り憑かれたやつが何人かいた。ロクな結末じゃ無かったよ。」そういうなり去ってしまいました。


そのあと、何人かの人に声を掛けましたが、『鹿の首』 という話は知っていても、内容を教えてくれるひとはいませんでした。みんな、それに触れようとしたとたんに何だかんだ言い訳 をしながらそそくさと去ってしまうのでした。


ひょっとしたら 、 これかなり有名な話なんじゃないだろうか?なぜ、今まで知らなかったのだろう。


手応えを得た僕は、何としても、この話を解明してやろうと決心しました。


「 よし、最初に投稿して、ジャギーさんの鼻をあかしてやるんだ!!」
水神社の景色
その後、僕は、家族、友人、ご近所さん、手当たり次第にききまくりました。そんななか、オフ会でご一緒したギガヨリモ・ショウガスキーさんのお話を聞くことかできました。


このサイトがたちあがった当初、 そんな投稿があったかも。『自転車倒産』っていう人が熱心に調べていたみたいね。縁起でもない名前付けて変な人だなと思ったので覚えてる。一度、オフ会で見たんだけど、目の下にクマつくって気味が悪かったわ。その後、その人は何かのタブーにふれたみたいで姿を消しちゃったそうなの。投稿も全部削除されちゃって 、 今は見ることができないわ。
水神社の山門
袖ヶ浦でお会いした、しみみさんにも調べてもらいました。


くぐる君。ネットで調べて見たんだけど、よくわからないわ。
小松左京のショートショートに『牛の首』って同じような題名があるんだけど、もう絶版になってて、内容までは確認できないし……。
検索結果をみると、鮫島事件なんかと関係がありそうなんだけどね。


それにしても大丈夫?顔色よくないよ。
水神社の自然
「コレコレゾー君 。例の話なんだけどさ……。」


「また、『鹿の首』の話ですか?もう、いい加減にして下さいよ!みんな、くぐるさんのこと『また、鹿の首が来た』っていって気味悪がって 避けてますよ。」




「ジン&ジャーさん、あの……。」


「くぐる君。今回はやめよう。いつもとちがうやつだ。 深追いしちゃダメだ。」


「 Shokoko 梵字スキーさん、あの……。」


「キャー ネコちゃんが!くぐる君の顔見たとたん、怯えて逃げちゃったわ!」
水神社の山門
「なんでわからないんだろう。みんな肝心の話 にふれようとすると居なくなってしまう。」
気がつけば、 独り夜の鹿島神宮に居ました。
水神社(茨城県)
そうか…。
水神社(茨城県)
わかった…。わかったぞ!


みんな『鹿の首』という名前と、それがとても恐ろしい話であることは知っているけと、内容なんて、はじめから知らないんだ!


そんな、ありもしない話に取り憑かれている僕………… 。
今、感じている不安や恐怖、それこそが『鹿の首』という怪談の正体なんだ!
水神社(茨城県)
そういえば、自転車父さんも言ってた………。


「あれほど恐ろしい話、聞いたことがない。」
水神社の食事
その後、僕はなんとか立ち直り、日常を取り戻すことができました。
そんな、ある日のこと。


「ジャギーさんが、鮎の塩焼きおごってやるから会おうってだなんて珍しいな。いったいどうしちゃったんだろう?」


「よう!くぐる君。久しぶり!」


「あっ、お久しぶりです。……って、どうしちゃったんですか!髪の毛ボサボサだし、それに、目の下がすごいクマつくっちゃって。なんか今にも倒れそうって感じに見えますよ。」


「 いや、 いろいろあってね。実は、折り入って 聞きたいことがあるんだけど。」


そう言うと、ジャギーさんは僕の目をまっすぐ見据えて こう言いました。


「 『鹿の首』って話、知ってる?」




…………顔面から、血の気が引いていくのがわかる。


「あぁ、知ってますよ。」
なんとか、平静を装いつつ言いました。


「よくできてる話ですよね……。」


「あれほど恐ろしい話は、聞いたことがない…………。」


             【End】

すてき

みんなのコメント27件)

『自転車父さん』さん!

有り難うございます!
まさかのホラーとは!
しかも、ホトカミのあの人この人が..
話も良いですけど、夜の神宮と影の写真にセンスを感じましたねぇ!

2020年01月12日(日)

勝手に登場させてごめんね!

あの人もこの人も勝手に巻き込んでしまって怒られそうです。( ノ;_ _)ノ

みなさんごめんなさい。

2020年01月12日(日)

自転車父さんさん

初めまして。
初めまして、ですのに、何だか私風の方やネコ達まで登場させて下さったのですね!
感激です🤣
どうもありがとうございます!

面白すぎて、何度も読み返してしまいそう😆

2020年01月12日(日)

Shoko 梵字好きさん

はじめまして。よろしくお願いします!

実は、このストーリーは、SF作家の小松左京の「牛の首」を下敷にしてます。オマージュのつもりで書いたのですが、読み返してみるとパクりっぽい仕上がりになってしまいました。

2020年01月12日(日)

自転車父さま!

超面白かった。どんどん引き込まれました😆
読んでたしみみ↓
「え、ランバダって本当だったの!?」
「あの自転車、僕があげたやつだ←笑」
「タブーにふれると投稿削除されていなかったことにされるんだ…ホトカミ怖っ」
「Shokoko 梵字スキーさんも出演笑」
「その後、僕はなんとか立ち直り、日常を取り戻すことができました。
そんな、ある日のこと」もうSF好きの人間にはたまりませんな。
確かに伏線が多くて何度も読み返したくなりますね!ありがとうございました😄✨

2020年01月12日(日)

父さまの仲良しの方々、絶対いい人に違いない!早速フォローさせていただきます💕

2020年01月12日(日)

お褒めの言葉、ありがとうございます。

しみみさんに、小松左京を思い出させてもらったので、めちゃくちゃ懐かしかったです。カッコつけて「復活の日」が一番、なんて言ってますが、ナンセンスユーモアの方が好きです。

2020年01月12日(日)

😄

2020年01月12日(日)

こんにちは、ギガヨリーモ・ショウガスキーの一味の者です(笑)
まさか、オフ会での話を持ち出してまた世間を騒がせるなんて…恐ろしい、恐ろしいです。
あの時もっとちゃんとアレしておけばよかったのでしょうか…。

この神社は独特の木の形や苔が気になっていて私も行きたい神社のひとつです。
今年いけたらいいなと思います♪

それにしても影怖っ!(笑)

2020年01月12日(日)

( ノ;_ _)ノ
( ノ;_ _)ノ
( ノ;_ _)ノ
一味の方を、前振りなしに登場させてしまいました。もう少し訳ございません。
( ノ;_ _)ノ


影は、たまたま神宮の照明が緑色だったので、加工しなくてもあんな感じになりました。

オフ会でのことは、ちゃんとアレしておいた方が良いと思います。
次の話の伏線になってしまいますよ……

\(°∀°)/

2020年01月12日(日)

自転車父さんさん

私はSFには疎くて、小松左京さんも『日本沈没』くらいしか知りません😅
それでこんなに楽しめるのだから、知る人は一層この投稿を楽しめる、ということですね💡

ホトカミが益々面白くなりました😆✌🏻

2020年01月12日(日)

ありがとうございます。
( ノ;_ _)ノ

でも、ジャギーとくぐる君が作った下地に乗っかってるだけなので、彼らをたたえてあげて下さい。

2020年01月12日(日)

自転車父さんさん

はい、了解です😉👍

2020年01月12日(日)

はいどうもー『ジン&ジャー』です~
ほんまでっか?
いいかげんにしなさい!
ほな、さいなら~

2020年01月12日(日)

あっ、あなたは、
伝説の夫婦漫才
『ジン&ジャー』さん
ですね!
( ノ;_ _)ノ

2020年01月13日(月)

自転車父さんもスバラシイ才能をお持ちなのですね爆笑😂😂
フツーに声出して笑ってしまいました笑
あ、今年もよろしくお願いします(。_。*)✨

2020年01月13日(月)

こちらこそ、よろしくお願いいします。

似た人出てたでしょ!

次はもう少しいぢってもいいですか?

2020年01月13日(月)

え、次も読めるんですか!?
やったあーヽ(´▽`)/

2020年01月13日(月)

もう、雑でいいのでガンガン使ってください笑

2020年01月13日(月)

しみみは、読めればいいから出なくても平気です✨

2020年01月13日(月)

しみみさんは主役でキャスティングしてるんですが…………。

2020年01月14日(火)

これぞーさん、男らしい😄
やばい寝ないと…

2020年01月14日(火)

自転車父さま、寝れなくさせる気ですか
(´;д;`)

2020年01月14日(火)

よく言われます、男前 笑

しみさん、自転車父さん
それではおやすみなさいマセ(¦ꃩ[▓▓]

2020年01月14日(火)

はい、自転車父さま、これぞーさん、おやすみなさい!

2020年01月14日(火)

コレゾーさんお休みなさい。

しみさんも、先ほどの件は冗談です。勢いで言ってしまったので気になさらないで下さい。

ゆっくりお休み下さい。

でも、確か『しみみ』さんは著作権フリーでしたよね………………。

2020年01月14日(火)

((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

なんて笑
しみみは本当に出なくていいので、予定通り、これぞーさん、いぢったのお願いしますねー。

2020年01月14日(火)
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