ひたちのくににのみや しずじんじゃ
常陸二ノ宮 静神社茨城県 静駅
授与所:09:00〜16:00
御朱印 | |||
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限定 | - | ||
御朱印帳 | |||
駐車場 | あり |
静神社(しず~)は、茨城県那珂市にある神社。式内社(名神大)で、常陸国二之宮。旧社格は県社。主祭神は建葉槌命(たけはづちのみこと;別名「倭文神(しどりのかみ)」)、相殿神は手力雄命(たぢからを)、高皇産霊命(たかみむすび)、思兼命(おもいかね)。
創建は不詳。『新編常陸国誌』では、平安時代初期の806年創建との社伝を載せる。『常陸国風土記』久慈郡の条に「静織(しどり)の里」とあり、上古に綾を織る機を知る人々が存在したことを示し、『和名類聚抄』には常陸国久慈郡に「倭文郷(しどりごう)」の記載があり、これらが地名、社名の由来となったと推測されている。
国史では、平安時代前期の885年に『日本三代実録』に「静神」の神階昇叙の記載がある。また927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「常陸国 久慈郡 静神社 名神大」に比定されている。
また、常陸国一之宮の鹿島神宮、三之宮の吉田神社とともに、二宮として崇敬を受けた。江戸時代には幕府2代将軍・徳川秀忠から神領150石の寄進を受け、その後水戸徳川家の祈願所となり、1667年に水戸藩2代藩主・徳川光圀が社殿を修造、9代藩主・徳川斉昭が火災で焼失した社殿を再建した。明治に入り、近代社格制度において県社に列格した。
当社は、JR水郡線・静駅の西南西1.5kmの小丘の上にある。境内南東端にある巨大な鳥居をくぐって境内に入ると、長い参道を少しずつ登りながら進み、神門をくぐると社殿周りの広い神域がひろがる。往古から一貫して大社であったことが伺える。
今回は、常陸国の式内社、二之宮ということで参拝することに。参拝時は週末の昼ごろで、真夏の炎天下であったためか、参拝者は自分たち以外に数人いた程度だった。
境内入口の巨大な<一の鳥居(大鳥居)>と<社号標>。県道・日立笠間線脇にあって、南東向きに立っている。
鳥居の目の前には大きなため池<静留池>がある。
鳥居とサイズ感を合わせたような、巨大な<手水舎>。屋根の造りもしっかりしている。
参道右手の樹木の下にひっそり立っている、明治時代の旧<社号標>。
階段を少し上がって<二の鳥居>。こちらは銅製かしら。
緑に囲まれた参道を進んでは階段を登り進むと、やがて<神門>が見えてくる。
階段は合計150段ほどあるが、参道を挟みながら徐々に上がるのできつくない。
端正な風貌の<神門>。気持ちが引き締まる。
神門には<静大神宮>の扁額が掛かる。
<拝殿>全景。江戸時代末期1841年の火災で焼失後、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公が再建。屋根に厚みがあって、ボリューム感のある建物。
拝殿も立派だと思ったが、かなり驚いたのがその背後にある<幣殿・本殿>。非常にきれいに整備されていて、幣殿はかなり長く、本殿は拝殿と同じぐらい大きい。こちらも江戸末期に徳川斉昭公が再建。
拝殿向かって右手にある<御神木>。幹の太さが半端なく極太。黄色に塗られた添え木が鳥居の形になっている。
御神木の裏手にある境内社。表札がなく社名は分からない(HPにも記載なし)。
社殿の右手にある<元御神木>。江戸末期、天保年間の火災で枯死。
生木の時は<千度杉>と呼ばれ、願掛けして周囲を千度回る習慣があったとのこと。
社殿右手奥にある境内社。
本殿裏にある境内社群。
社殿の右手奥にある、末社<手接足尾(てつぎあしお)神社>への入口。
入口をくぐって左方向に進む。森は深いがちゃんと参道になっていて、徒歩3分ほどで着く。
こちらが<手接足尾神社>。手足の健康を守護する神として、昔から手差しや草履を納めて祈願する風習がある。
常陸国久慈郡の名神大社で、同国二宮です。字は違いますが全国に点在する「倭文神社」の1つで、建葉槌命さまを祀ります。『日本書紀』において武甕槌神・布都主神さま方が倒せなかった香香背男さまを服従させたとして、常陸国において鹿島神宮、香取神宮と同格の神社として扱われていました。
《一の鳥居と社号碑》
《手水舎》
こちらには手水舎が表参道の道中に3つほどありますが、どれも水は流れていませんでした。
《表参道》
正月を目前にして芳名者入りの提灯が掲げられていました。
《拝殿》🙏
神紋は丸に変り山桜紋です。桜は「散る」ことから武士にはあまり好まれませんでしたが、神社には桜の名字を持つ神主家に使われていたそうです。
《織物組合の奉納提灯》
👁チェックポイント‼️
倭文神社は主に機織り技術を伝えてきた倭文氏が居住した地に祖神として建てられており、そのまま機織りの神様として崇敬されています。
特に当社は上述の通り神話の時代から常陸国と関係が深く、なおかつ名神大社として朝廷からも篤く信仰されていました。
現在もこのように縫製・紡績会社からの崇敬を受けています。
《本殿》
神明造…かと思いきや、棟持柱がないので切妻造になります。
《末社①》
こちらはたしか大黒天さまでしたが、何故か果物がたくさん置かれています。
神主さんに伺いましたが、基本的に末社には何もお供えしないらしいので参拝者の誰がお供えしていったと考えられます。
ちなみに果物はカリンらしいです。あんまり見かけない果物だったのは確か。
《末社②》
《返納所と記念碑》
ちなみにこちらには年中問わず蛇のおみくじがありますが、これは当社の神使が蛇だからなんだとか。
《白鳥とその他水鳥》
一の鳥居の向かいにある駐車場側の池に沢山いました。この時期には必ず渡ってきて、春が近づくと北へ行ってしまうそうです。
静神社は、かって、東国の三守護神として鹿島神宮、香取神宮、静神社として崇拝されてきました。延喜式名神名帳(927年)にも、鹿島神宮などとともに、「名神大」と記され豊臣家から社領として、150石が寄進され、徳川家からも同額の朱印が付されたいます。常陸ニの宮としても古くから信仰を集め、初詣、節分祭、そして神事の「つた舞」「お笹明神」が行われる秋の大祭(11月25日~27日)は、多くの参拝客でにぎわいます。主祭神は 建葉槌命(武神) (たけはづちのみこと) 名倭文神(織物の祖神) (しどりのかみ) 相殿神は 手力雄命(たじからのみこと)高皇産霊命(たかみむすびのみこと) 思兼命(おもいかねのみこと) でもある神門の前には、昔ここが織物の里であったことを示す『常陸国風土記』の碑が建っています。
本殿には国の重要文化財に指定されている社宝の銅印が納められています。水戸藩主徳川光圀公が社殿を修造する時に本殿脇の大きな桧の根本から『静神宮印』とほられた銅印がみつかったことを大層よろこび、黒塗りの箱に納めて社宝として神社に蔵したとされています。
天保12(1841)年の火災で、徳川光圀が造営した社殿が焼失。現在の壮厳なたたずまいの本殿・拝殿は、水戸家9代藩主斉昭が再建したものです[当神社HPより抜粋]
名称 | 常陸二ノ宮 静神社 |
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読み方 | ひたちのくににのみや しずじんじゃ |
参拝時間 | 授与所:09:00〜16:00 |
参拝にかかる時間 | 約20分 |
参拝料 | なし |
トイレ | あり |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 029-296-0029 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://shizu.e-naka.jp/ |
おみくじ | あり |
ご祭神 | 武葉槌命 手力雄命 高皇産霊命 思兼命 |
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ご神体 | 不詳 |
創建時代 | 不詳 |
創始者 | 不詳 |
本殿 | 切妻造 |
文化財 | 銅印(国指定重要文化財)
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ご由緒 | 静神社は、かって、東国の三守護神として鹿島神宮、香取神宮、静神社として崇拝されてきました。延喜式名神名帳(927年)にも、鹿島神宮などとともに、「名神大」と記され豊臣家から社領として、150石が寄進され、徳川家からも同額の朱印が付されたいます。常陸ニの宮としても古くから信仰を集め、初詣、節分祭、そして神事の「つた舞」「お笹明神」が行われる秋の大祭(11月25日~27日)は、多くの参拝客でにぎわいます。主祭神は 建葉槌命(武神) (たけはづちのみこと) 名倭文神(織物の祖神) (しどりのかみ) 相殿神は 手力雄命(たじからのみこと)高皇産霊命(たかみむすびのみこと) 思兼命(おもいかねのみこと) でもある神門の前には、昔ここが織物の里であったことを示す『常陸国風土記』の碑が建っています。
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体験 | 祈祷おみくじお宮参り絵馬七五三御朱印お守り重要文化財祭り武将・サムライ伝説 |
概要 | 静神社(しずじんじゃ)は、茨城県那珂市静にある神社。式内社(名神大社)、常陸国二宮で、旧社格は県社。神紋は「丸に桜」。 |
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歴史 | 歴史[編集] 創建[編集] 創建は不詳。『新編常陸国誌』では大同元年(806年)に創建されたという社伝を載せる[1]。 前述のように当地は倭文部、すなわち文様付の布を織る技術者集団の居住地と見られ、静神社はその関係社と見られている[1]。また、静神社東方には5世紀を中心とした古墳群(新宿古墳群<あらじゅくこふんぐん>)が残っており、静神社との関係性が指摘される[2]。 概史[編集] 国史では、仁和元年(885年)に「静神」の神階が従五位上に昇叙されたと見える[注 1]。延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では常陸国久慈郡に「静神社 名神大」と記載され、名神大社に列している。 ま...Wikipediaで続きを読む |
行事 | 祭事[編集] 歳旦祭 (1月1日) 節分祭 (節分の日) 春の例祭 (4月1日) 御田植祭 (6月5日) 七五三祭 (11月15日) 新穀感謝祭 (11月23日) 織物祭 (11月25日) 秋の大祭 (11月25日-27日) 宵祭 (11月25日) 本祭 (11月26日、27日) - 27日には特殊神事の蔦舞・お笹明神出御が行われる。 なお、古くは旧暦4月9日に「磯降り神事」として海岸まで神幸が行なわれていた[1]。 ^ 静神社(神々) & 1984年. |
引用元情報 | 「静神社」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E9%9D%99%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=101958783 |
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