いそべいなむらじんじゃ
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磯部稲村神社ではいただけません
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磯部稲村神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年11月04日(木)
参拝:2020年10月吉日
櫻川磯部稲村神社(さくらがわいそべいなむら~)は、茨城県桜川市にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。主祭神は天照皇大神荒魂、日本武尊ほか9柱。別称は「磯部稲村宮」、「櫻川明神」など。
社伝によると、景行天皇40年(111年)、日本武尊が伊勢神宮の荒祭宮である礒宮を移祀したのが始まり。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載されている「常陸国 久慈郡 稲村神社 小」の論社とされ、他の論社としては茨城県常陸太田市の「稲村神社」、茨城県久慈郡大子町の「近津神社」がある。(ただし、当社の所在地は常陸国新治郡にあたる。)939年には平将門討伐に向かった平貞盛が戦勝祈願をした。室町時代の1429年には鎌倉公方の足利持氏から神領の寄進を受け、1438年には当社神主の磯部祐行が足利持氏に花見囃『櫻児物語』一巻を献上したところ、室町幕府6代将軍・足利義教の目に止まり、世阿弥元清に謡曲「櫻川」を作らせた。戦国時代に神領没収など混乱したが、その中後水尾天皇から礒部大明神の勅額(現存)を授与された。江戸時代には武蔵国赤沼藩主・内藤正友から社領15石を寄進された。
当社は、JR水戸線・羽黒駅の北方1.5kmの、開発されてはいるが木々が多く、周りには市民公園などがある緑豊かな平地にある。境内はメインの社殿と、宮司さんのいる大きな社務所でほとんどでサイズ的には旧郷社格相当。明るい境内には、桜の古木を中心に、ほどよく木々が立ち並んでいて、自然との調和という観点で非常に良い雰囲気。
今回は、常陸国の式内論社であること、および当社で式内社である鴨大神御子神主玉神社の御朱印を拝受できることから参拝することに。参拝時は週末の午前中、人気の神社のようで、自分たち以外にも参拝者が数組訪れていた。
社伝によると、景行天皇40年(111年)、日本武尊が伊勢神宮の荒祭宮である礒宮を移祀したのが始まり。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載されている「常陸国 久慈郡 稲村神社 小」の論社とされ、他の論社としては茨城県常陸太田市の「稲村神社」、茨城県久慈郡大子町の「近津神社」がある。(ただし、当社の所在地は常陸国新治郡にあたる。)939年には平将門討伐に向かった平貞盛が戦勝祈願をした。室町時代の1429年には鎌倉公方の足利持氏から神領の寄進を受け、1438年には当社神主の磯部祐行が足利持氏に花見囃『櫻児物語』一巻を献上したところ、室町幕府6代将軍・足利義教の目に止まり、世阿弥元清に謡曲「櫻川」を作らせた。戦国時代に神領没収など混乱したが、その中後水尾天皇から礒部大明神の勅額(現存)を授与された。江戸時代には武蔵国赤沼藩主・内藤正友から社領15石を寄進された。
当社は、JR水戸線・羽黒駅の北方1.5kmの、開発されてはいるが木々が多く、周りには市民公園などがある緑豊かな平地にある。境内はメインの社殿と、宮司さんのいる大きな社務所でほとんどでサイズ的には旧郷社格相当。明るい境内には、桜の古木を中心に、ほどよく木々が立ち並んでいて、自然との調和という観点で非常に良い雰囲気。
今回は、常陸国の式内論社であること、および当社で式内社である鴨大神御子神主玉神社の御朱印を拝受できることから参拝することに。参拝時は週末の午前中、人気の神社のようで、自分たち以外にも参拝者が数組訪れていた。
境内南西端にある入口からの景色。境外の100mほど離れた場所に<御手洗池>があるが、かつてはそこまで境内だったのかな?
境内は一段高くなっている。写真左端に<社号標>。年季が入って変色し、ちょっと文字が読みにくいが<郷社 櫻川磯部稲村神社>とある。
入口の<鳥居>。注連縄にぼんぼり付き。鳥居から社殿までは広いスペースが広がる。
鳥居をくぐって左側にある<手水盤>。屋根はない。
拝殿前の<狛犬>。台座が高い。あと、狛犬には首から注連縄が掛けられている。
<拝殿>全景。せり出た庇が大きい。
<拝殿>正面。<礒部稲川神社>と書かれた扁額が最前面に掛かっている。
庇の奥には、おみくじなどの授与品が置かれている。拝殿内には、奉納画とともに<稲邑神社>の扁額が掛かる。
拝殿に向かって左手にある<授与所>。御朱印はこちら。
授与所から見た<社殿>全景。造形としては、やはり拝殿の庇が長く突き出ているところが特徴的。
拝殿後ろの<本殿>。彫刻も細かくきれい。
ここから社殿周りを見て廻る。まず、まだら模様が面白い<鹿子の木>。
社殿の左側にある<要石(かなめいし)>。当社は鹿島神宮の戌亥(北西)の方角にある鎮守の社とされ、鹿島神宮の凹型の要石が鯰の頭を押さえ、当社の凸型の要石が鯰の尾を押さえていると伝わる。
この石製小祠は、キツネがいるので<稲荷神社>かな。
表札には<伊勢神宮内宮摂社 二十四社 五十六座之大神>と書かれている。
こちらは、<天神社(あまつかみのやしろ)>。造三神、神代七代大神を祀る。
次は伊弉諾尊、伊弉冉尊を祀る<多賀神社>。
こちらは<蠶養(こがい)神社>。「蠶」は「蚕」の旧字かな?稚産霊と保食大神を祀る。
こちらは、<足魂(あしたま)神社>。物部氏の祖・饒速日神、玉御祖神を祀る。
最後は本殿の右隣に建っている、ワンサイズ大きな社殿の摂社<鹿島神社>。
最後に<社殿>全景。(奉納酒は地元・桜川市の村井醸造謹製「桜川」)
当社では、神職の方常駐で、授与品や御朱印の種類が多いだけでなく、境内の摂末社に社名だけではなく祭神も併記されており、親しみやすさを出す工夫をされている。素晴らしい!
すてき
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惣一郎1269投稿
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