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但馬国美含郡の式内社です。余部灯台のある御崎地区にある3つの神社の中で一番奥地にあります。鎮座している場所は伊笹岬と呼ばれており、この地域は修験道の行場であったとされています。また昔はこの神社は無人であっても明かりが灯っており、この明かりが夜に海に出た漁師たちの目印になっていたそうです。昔から灯台としての役割を持っていたことがわかり、余部灯台が置かれた意味が窺えます。

《鳥居》
綺麗な形の注連縄がかけられています。

《鳥居前の標識》
鳥居の前を横切って海の方へ行くと余部灯台があります。



《参道》
地図上で美伊神社の位置を見ると道がなくどのようになっているのかと思えば、整備のされていない獣道です。片手が酒で塞がっている状態で歩くのは大変怖かった…

《標識》
700m先…出発地点が1kmだったのを考えると300m進んでいたようです。


《谷側の沢》
山道を進むたびにどんどん下へ下へと降りていきます…興味深いのが前述の通り当地は修験道の行場だったと伝わりますが地域全体が高地であり具体的に修行の山があったわけではありません。ただ土地自体は山と同レベルであり、谷を行場とした修験道であったようです。

《燈籠》
お、ついに社殿が近いのか…?

全然建物見えないんだけどぉぉぉぉ!!!


《途中の大木》
よく見ると上の木に倒木の股が引っかかって止まっています。

先程の大木を超えると今度は上に上がっていきます。

《社殿裏》
あー!!ついに建物が!!!

《鳥居跡》

《社殿と獅子狛犬像》
👁チェックポイント‼️
当社は但馬国美含郡の式内社「美伊神社」の社名を持ちますが、同名社が香美町三川にありこちらが論社として有力であるようです。
対して当社は余部の御崎地区にある3社、その内2社は同郡の式内社「伊伎佐神社 三座」の論社に挙げられています。「三座」と記載されているため単純に考えると最後の1社は当社である可能性が高いです。

《社殿内部》
御崎大明神という扁額が掲げられています。御崎はそのまま岬と同じ読みであると思われます。


《社殿の反対側の細道》
細道の先には崖となっており、社殿があるのは山の中にありながら岬のように飛び出しています。

《岬から見える景色》
もう少し緑が開けていれば良い景色なのですが。
正直無事に社殿まで着きましたが道中何度も滑りましたし、写真の通りロープも手すりもありません。靴や手荷物を万全にして参拝なさってください。

《余部灯台》
日本の灯台の中で最も高地にあるとされています。

《駐車場からの伊笹岬》
実は山道入り口の鳥居のそばにある駐車場から美伊神社は見ることができます。まさかあんな道を通ることになるとは思いませんでしたけどね…
え、緑が多くよく見えないって?

木々のど真ん中を拡大すると、こんな感じ。言われないと誰も気づかないでしょうね…しかも余部灯台まで行くと木々が遮って全く見えず、駐車場からしか見ることができません。
写真












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