かみかもがわすみよしじんじゃ
上鴨川住吉神社のお参りの記録一覧
播磨国賀茂郡の式内論社です。住吉神社の論社はこの上鴨川以外にも下久米、小野市垂井町の住吉神社が挙げられており、周辺には他にも多くの同名社があります。その中でもやはり神社に伝承されているものが論社の決め手となったのでしょうね。
《入り口の看板》
鳥居がない代わりにこの看板が神社の入り口の目印となっています。
当社で継承されている住吉神社神事舞は国指定重要文化財に指定されており、今なお氏子さんたちによって継承されています。
残念ながら今年もコロナ禍の影響で関係者以外は祭礼時に境内に入れないとのこと。
Youtubeにも一部アップされているみたいなので、気になる方はそちらもチェック!
《参道》
《境内》
👁チェックポイント‼️
境内のど真ん中に時代の流れに置いて行かれたかのような一軒家が現れました。きどっちさんのいう「タイムスリップしたかのよう」というのがすぐに分かりました。
《斎灯場》
ネットの写真を見るとこの真ん中の木を中心に火を焚いて灯りにしていました。昼夜を通して神楽を奉納するので必須なのでしょうね。
《文化財説明書》
中世の頃から宮座制度によって継承されてきた神楽はかなりたくさんあります。ネットの写真でいくつか見ることができますが、他に類を見ないような、どんな動きをするのかが予想できないものがたくさんあります。
《手水舎》
山からの水が流れています。
ちなみに式内社住吉神社の論拠には住吉大社の用材場が近くにあったことが挙げられ、山林の近くにあるのも重要視されます。
《拝殿》
割拝殿形式です。こう見ると斎灯場の木の棒の立ち方が絶妙ですね。
《本殿》🙏
その他の建物と打って変わって鮮やかな朱色の建物です。創建が700年以上前で塗り直しや補修はされているでしょうが、当時からの建築機構は大きく変わっていない、大事な文化財となっています
《末社群》
兵庫県加東市の県道311号線沿いに鎮座しています。
鳥居は見当たらず、県道からは階段のみが見えているため、ぱっと見は神社だとは気付かないかもしれません。
以前、国宝朝光寺を訪れた際に、ボランディアのガイドさんにこちらの神社を勧められ、今回近くの播州清水寺にお参りさせていただいた後に立ち寄らせていただきました。
階段をゆっくり登ってまず目に飛び込んできたのは、茅葺の拝殿や舞殿でとても神秘的でタイムスリップしたような錯覚に陥りました。
この境内だけ流れている空気や時間がまったく違いました。
創建年は不詳ですが、境内に足を踏み入れるととても古い神社であることが判ります。
国指定無形民俗文化財である『上鴨川住吉神社神事舞』は7世紀に渡って続けられてきたそうで、厳格な世襲的宮座制度に支えられているそうです。
階段を登ってまず見える舞殿。
その向こうには割拝殿。
割拝殿前に鳥居がありました。
その手前の木が立っている部分は斎灯場です。
本殿
明応2年(1493年)に再建されたもので、国の重文に指定されています。
昭和45年に解体復元修理が施されたそうです。
割拝殿手前にはかわいらしい狛犬さん
本殿左側の末社
左:上筒男命 中筒男命 底筒男命
右:國常立命
本殿右側の末社
左:天照皇大神 神功皇后
右:伊弉諾命 伊弉冉命
長床
舞殿
手水
末社 稲荷大明神
末社
亥の神大明神 大歳大明神 春日大明神
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