新野辺住吉神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県別府駅

新野辺住吉神社


御祭神　底筒男命
　　　　中筒男命
　　　　表筒男命
　　　　息長足姫命
御神木　よの木

江戸時代初期、万治期（1658～1661）頃の
創立と伝えられています。
新野辺とは新しく切り開いた土地を意味し、
その村の鎮守として祀ったのが起源だそうです。

江戸時代の少し前の頃、この付近に大洪水があり、田畑は土砂におおわれ、生い茂る雑草の中にマムシが住みつき、困った村人は新しい丘に、播磨町の阿閇神社から住吉明神の御霊をお迎えして五穀豊穣を願いました。
これが新野辺の住吉神社です。
不思議なことにマムシもいなくなり、田畑の作物もよく実るようになって、村人たちは住吉神社をますます信仰するようになったと伝えられています。
境内の、御神木と言われている「よの木」には昔、人々の足に魚の目ようなものができて、なかなか治らない時、おまじないを口ずさみながら、「よの木」の根を踏むと不思議なことに、
たちまち治ったといわれています。
また村の東西の境界に戎神社を祭ってあり、境内には立派な鐘突堂がありますが、鐘は惜しくも第二次大戦の時醵出させられたそうです。



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