時光寺のお参りの記録(1回目)
兵庫県曽根駅

兵庫県高砂市にあるお寺です。
山号は遍照山
宗旨宗派は浄土宗西山禅林寺派
ご本尊は阿弥陀如来
です。
建長元年(1249年)に時光上人の心願により　阿弥陀如来を海中から引き上げ　一堂を創建したのがはじまりと言われています。
約400年前　兵庫の浦に熱心な念仏の老行者がいて　毎年欠かさず信濃の善光寺に参っていましたが　ある時老齢で遠路参拝するのを哀れと感じた善光寺如来が　時光寺は当山と分身一体の阿弥陀であるということから　以後は時光寺へ参るように告げられ　そのことから「時光寺への三度の参詣は　善光寺への一度の参詣に当たる」と言われています。
延元年間（1336～1340）足利氏の兵火に罹り焼失。
再建されるも　豊臣氏の天正の兵乱（1580）で再び焼失。
江戸時代に　建物は順次再建され　明治期には　日清・日露の戦没者追悼のため大仏建立を発願　同40年（1907）5月15日に開眼供養が行われたそうです。
山門には四天王が祀られています。